この日、第23回参議院通常選挙が告示された。当ブログでも新シリーズを始めることにする。
シリーズ「選挙で遊ぼう2013」
前回(第22回参院選)の時に同様の企画をやったところ、完全に自己満足な結果に終わったかもしれないが、懲りずに今回もやっていく。
今回は東京都議会選挙といった地方選挙や、マスコミ各社の政党支持率調査の結果を踏まえて私なりに参院選の結果を予想してみる。
初回となる今回は1人区、2人区の結果を予想する。
~1人区~
参院選の結果を左右する定数1の選挙区(通称・1人区)。時の政権の大勝利につながったり、逆に大敗北につながったりと極端な結果につながる原因は1人区にある。今回は前回より2つ増え、31県となった。参議院の一票の格差是正のために、神奈川と大阪が4人区になる代わりに、
福島と岐阜が1人区に降格した。特に福島県は参議院創設以来2人区となっていたが、東日本大震災と原発事故の影響で人口流出が続いたことが大きく響いて定数削減となってしまった。
本題。私の結果予想はこちら!
自民党の28勝3敗!
では自民党敗北はどこの県か。岩手県(無所属の平野達夫氏当選か)、三重県(民主党の岡田前副総理の地元だから)、沖縄県(野党統一候補当選か)だ。
私は沖縄について最後の最後で予想を変えた。昨年12月の総選挙の沖縄県4小選挙区の得票数を見てみよう。自民党が約26万2000票。
米軍基地の県内移設に反対する野党(共産党、社民党、未来の党)の他に自主投票の民主党を全て足すと約27万6000票。小選挙区のマジック、ここに極まれり!
~2人区~
前回までは自民と民主という2大政党の指定席だった2人区。ところが!民主党が惨敗し、さらに維新の会とみんなの党も力をつけてきた。
結果が分かり切っている選挙区ではなくなったと言える。さらに、京都では共産党も議席獲得の可能性がある。
なお、前回まで2人区だった福島と岐阜が1人区に降格したため、今回は10道府県で構成されている。
自民党が勝つ選挙区:
北海道、宮城、茨城、新潟、長野、静岡、京都、兵庫、広島、福岡
(全て)
民主党が勝つ選挙区:
北海道、茨城、長野、静岡、兵庫、福岡
生活の党が勝つ選挙区:
新潟、広島
みんなの党が勝つ選挙区:
宮城
共産党が勝つ選挙区:
京都
生活の党の現職2人は昨年7月に消費税増税に反発して民主党を離党し、小沢新党に合流した。新潟の森裕子氏、広島の佐藤公治氏ともに高い知名度で勝つだろうと予想した。
京都は元々共産党が強い土地柄(特に京都市内)。東京都議選で躍進した勢いに乗って議席獲得ということも十分考えられる。
次回は3人区~5人区を取り上げる。