今回は
その1の続きで、3人区から5人区までの選挙区では誰が当選するのか予想してみる。
シリーズ「選挙で遊ぼう2013」
予想の対象となるのは、埼玉、千葉、愛知(以上3人区)。神奈川、大阪(以上4人区)。そして東京(5人区)だ。
自民と公明は複数区でも優勢の状態が続いている。一方の野党各党。民主党は総選挙、都議選大惨敗からまだ立ち直れていない。まだまだ有権者の不信が払拭されていないことから苦戦必至の状況。また維新の会とみんなの党が選挙協力が選挙協力を解消したこともあって、前回よりカオスな状態になってしまい、対決構図が分かりにくい選挙になってしまっている。
今回の参院選の争点はアベノミクスの是非の一点ばり。原発の推進or廃止、TPPへの参加or不参加の問題もあるのに、その点については議論が全く盛り上がっていないように見えるのは気のせいだろうか。都議選に続いて参院選の投票率も低くなるだろう。
その影響をプラスに受けるのが公明党と共産党だ。公明党は選挙区候補4人全員が当選すると予想。共産党も都議選で躍進した東京と、元々堅い地盤がある大阪で選挙区の議席を獲得できるだろう。その一方で民主党は複数区でも大幅に議席を減らすと予想した。1人区に続き、大都市圏でも惨敗することで民主党の終わりが近づいてくるかもしれない。
自民党が唯一負けるのは千葉の2人目。自民は東京以外は1人ずつ候補者を出したのだが、千葉は例外とされ、東京と同様に2人擁立となった。高支持率で強気の戦略に出た自民だが千葉で2議席は難しいだろう。
維新の会は都議選と同様、大失速の結果になるだろう。特に首都圏はみんなの党が多くの地方議員を輩出している。新党対決ではみんなの党に軍配が上がるだろう。維新は本拠地・大阪での当選にとどまるかもしれない。
自民党が勝つ選挙区:
埼玉、千葉、東京(2人当選)、神奈川、愛知、大阪
公明党が勝つ選挙区:
埼玉、東京、神奈川、大阪
民主党が勝つ選挙区:
千葉、神奈川、愛知
みんなの党が勝つ選挙区:
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知
維新の会が勝つ選挙区:
大阪
共産党が勝つ選挙区:
東京、大阪
次回は比例区の結果を予想する。