「境界の彼方」の第2話と第3話を視聴した(
第1話の感想はこちら)。第1話の内容を踏まえたうえで、栗山未来にはどんな過去があるのかを知りたかった。
リハビリを兼ねて(?)妖夢という化け物を倒した未来。でも、止めを刺すことがなかなかできなかった。簡単に刺すことができないことは、何かヘビーな過去があったに違いなかった。秋人のサポートもあって、未来は勇気を出して妖夢を倒せたのだった。
未来「これで最後です。もう私にかかわらないで下さい。先輩と私は違います。私は、先輩のように暮らしたいとは思いません。先輩みたいにみんなとあんな風に楽しく生きていくなんて許されないんです」
秋人「どうして?」
未来「人を殺したんです」
第3話でも妖夢と戦っていたが、そこでも未来は止めを刺すことができないでいた。そこへ救いの手を差し伸べたのは、学校の先輩でもある名瀬美月(大地主の次女)だった。
美月「栗山さん、(妖夢の石を)あげるわ」
未来「そうやって、恩を売って手なずけるつもりですか!?」
・・・まだ他人を信用していないところがある。
秋人は未来の気持ちを知りたい。どうして強大な敵である「虚ろな影」を狙おうとするのか。そして、未来は何か秘密を隠しているのではないか?実際にその辺りを聞いてみたところ、未来は
「先輩には関係ありません」の一点張り。
未来と秋人とは、自分を取り囲む環境が違いすぎた。秋人には友達や仲間がたくさんいる。
しかし未来は生まれた時から呪われた一族の一人として忌み嫌われ、異界士を辞められるんなら辞めたいとも思っていた。
私は「未来のキャラ設定が誰かに似てるな・・・」と思い始めた。
「そうだ、プリキュアだとキュアソードに何となく似てるな」と思ったのだ。
共通点としては、
・滅びた一族(組織)の生き残り。
・勝手に「自分の使命」を全うしようとする。
・仲間に頼ろうとしない。
これらの要素が
孤高の戦士という雰囲気を醸している。
未来は、
キュアソード(特にストーリー序盤の、一匹狼タイプの娘だった頃。
「ドキドキ!プリキュア」第2話あたり)とよく似ていると思ったのだった。
未来は、「虚ろな影」とは別の刺客と対峙した。
チェーンソーで自分の血塗られた刀が壊れそうだ。もうダメかもしれない・・・。未来を大ピンチから救ったのは、秋人だった。
秋人「いい加減にしろ・・・!分かってないのはどっちだ!!」
次回もまた、重苦しい展開がありそうだ。未来の心境はどう変化していくのだろうか?