先月19日のJリーグ理事会で10チームのJ3入会が認められたばかりだが(
先月20日の日記参照)、
今日の臨時理事会で新たにグルージャ盛岡も来季発足するJ3入会を承認された。これで東北からはブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッドFCと3チームが参加することになり、既にJ1経験のある2チームも含めると東北には5つのJクラブがあることになる。
グルージャ盛岡の場合、東北社会人リーグ1部から
JFLを飛び越してJ3へ飛び級で昇格する形となる。盛岡と並んで最終候補に残った他2チーム(アスルクラロ沼津、レノファ山口)はJ3ライセンスは与えられたものの、競技成績が盛岡より下位だったため、見送られることとなった。
盛岡のJ3入会承認 大東氏「満場一致」(2日、日刊スポーツ)
Jリーグは2日、都内のJFAハウスで臨時理事会を開き、来季発足するJ3に東北社会人サッカーリーグ1部のグルージャ盛岡が入会することを承認した。
JFLより下のカテゴリーで、全国リーグを経験していない状況からの「飛び級」となるが、大東和美チェアマン(65)は「満場一致でした。飛び級で、やらなけれいばいけないことは多いが(11月25日に)現地を視察して県知事や市長と会い、ホームタウンの支援を十分に得られることが分かった」と説明した。
競技成績は、先月の全国地域リーグ決勝大会を優勝したことでクリア。経営面の審査も、約2000万円の債務超過を3000万円前後の増資で解消できる見通しとなったことや、J参入効果で1億円弱の広告収入が見込まれることから、問題がないと判断された。
クラブに電話で入会審査結果を伝えた大東チェアマンは「向こうから大きな歓声が聞こえて感激した。J3入会はゴールではなく、新たなスタート。秋田、福島との東北ダービーで切磋琢磨し、JFL勢の先輩に負けない活躍をしてほしい」とエールを送った。これで、J3初年度はU-22選抜を含めた、全12クラブでスタートすることが確定した。
(引用終わり)
これで来季のJリーグは
36都道府県51チームにより構成される。
ちなみにイングランドではサッカーのプロリーグが4部まであり、計92チームが加盟しているそうだ。恐るべし、サッカー発祥の国・・・!Jリーグ百年構想はここまで追いつけるのだろうか。