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テーマ:アニメあれこれ(25356)
カテゴリ:アニメ
今日は第49話(最終回)。真の最終決戦だ。
ベールがキングジコチューの魂を飲み込んだ結果、正体を現したのがプロトジコチュー。全ての命を思うがままに支配するために、ジコチューの大元が1万年の時を経て蘇ったのだ!かつて宇宙を支配していた巨大な闇の力であり、1万年前の先輩・キュアエンプレスでも倒せなかった強敵だ。 ・・・待てよ。国王がキュアエンプレスを知っているということは・・・、彼女はトランプ王国にいたプリキュアということになるのか?第30話で亜久里(王女様の魂を受け継いだ)が彼女の活躍について発言していたことから、ここでようやく辻褄が合ったということだ。 ・プロトジコチューはとてつもなく強い。 真のラスボスにふさわしい力を見せつけられた。スターウォーズに例えるとドゥークー伯爵かダース・シディアスをも上回る怪力ぶり。高層ビルを投げつけるというとんでもない奴だ! キュアソードが道を開け(落ちる高層ビルを真っ二つにして)、レジーナが援護射撃。もうレジーナが完全に仲間になっていた。しかし、どんな攻撃もプロトジコチューには全く歯が立たず!最強の合体技・ロイヤルラブリーストレートフラッシュも通じなかった。今度はプロトジコチューの番。その圧倒的な力の差に、ドキプリ勢はなすすべもなく・・・という感じだった。世界はどうなってしまうのか・・・。 キュアハート「世界を独り占めしたら、確かにわがまま勝手し放題。けどね、たった一人の世界だから、あなたは横入りも信号無視も出来なくなるんだよ。そう、自己中っていうのは結局、誰かに迷惑を掛けて振る舞うこと。誰もいない世界では、あなたは自己中でいられなくなる!」 最終決戦で真のラスボスに語りかけるような口調の主人公は、ハトプリ、スイプリでも見てきた。しかし! プロトジコチュー「この私に、説教するとは・・・!」 ・プシュケーを抜き取られる!だが・・・。 説得に逆上したプロトジコチューが、最強のジャネジーを喰らわせた。そして、 キュアハートのプシュケーが抜き取られた!! 最終回でのこんな衝撃の展開はハトプリ、スイプリでは見られなかった。 プロトジコチューの高笑いが聞こえていたものの、それでもキュアハートは心を強く持ち続けていた。なんとプシュケー(魂)が黒色からすぐに元のピンク色に戻った。その後、プロトジコチューが何度も攻撃をしようと、プシュケーはピンク色のままだった。プロトジコチューを拒絶するかのように、プシュケーは元の持ち主の元へ帰って行った。 キュアダイヤモンド「どうやら無駄な努力だったみたいね!」 キュアエース「たとえ肉体が滅びようとも私達の魂は、想いの力は不滅です!」 みんなの力や三種の神器の力をキュアハートの元に集中させた。 キュアハート・パルテノンモード登場! ひょっとして劇場版で登場したモードか?いずれにしても、これでキュアハートはプロトジコチュー以上のパワーを発揮!宇宙空間まで飛べるのが何気に凄すぎる。そして最後は、 キュアハート「あなたに届け、マイスイートハート!」 初期の必殺技でとどめを刺した。 人間にわがままで自分勝手な心がある限り、ジコチューのような怪物は登場し続ける。そして第二、第三のプロトジコチューが生まれるかもしれない。これ「スイートプリキュア」のノイズと全く一緒じゃん!でも、 キュアハート「分かるよ。あたしの中にもわがままな心はあるもの。誰かを妬んだり、何もかも嫌になって投げ出したくなったりすることもある。けれど、そうやって悩むから、苦しむから、人は強くなれるんだと思う。それに、たとえ私が愛を見失ったとしても、あたしには仲間がいる。支えてくれる仲間がいるから、あたしは絶対に何度でも立ち向かってみせる!」 そして、プロトジコチューは浄化されて消滅!街並みも、クローバータワーも、トランプ王国も、謎の力で復元された。薄暗い闇に覆われていたトランプ王国が一瞬にして元に戻るシーンは一見シュールだった・・・。 ハトプリ、スイプリとは根底にあるものは同じだけど、倒し方が一味違ったドキプリ勢だった。 結論。 倒れても倒れても、何度でも立ち上がる。絶対に諦めない。それが、プリキュアたる証。 ・最終決戦後。 イーラとマーモは懲りたのか、もう悪さをしなくなりそうだ。また1万年間も眠り続けるのはめんどくさいからか。でも・・・プリキュアという強敵がいたから「しょうがねえか」とイーラが感じていたところ、彼らもなかなか憎めない悪役だった。キングジコチューの魂を飲み込んだベールはネズミの姿になった。力なく人間界を去っていく3人が寂しげに見えた。結局、中ボストリオとの和解シーンは無かった。 その一方でまこぴーはかなり落ち込んでいた。王女様はもう戻ってこない。平和を取り戻したトランプ王国の姿を見ることは出来ないと悟り、泣きそうな表情だった。そこへ現れたのは、王女様の幻影だった。 亜久里、レジーナは多くの愛を知り、「王女様のプシュケー」から一人の人間へと成長していった。そして、王女様も国王やジョーからもたくさんの愛を受け取った。そうまとめた後、王女様はまこぴーに語りかけた。 王女様「あなたには本当に辛い思いをさせてしまいましたね。けれど、あなたが仲間を見つけてくれたお陰で、全ての問題が解決しました。心から感謝しています」 王女様の肉体は滅んだが、彼女の魂はアイちゃんに引き継がれた。アイちゃんはいつまでもみんなのことを見守っている。そして、まこぴーの歌手としての健闘を祈り、「ありがとう、皆さん。本当にありがとう」というコメントを残して王女様の幻影は消えていった。 ・エピローグ。最終決戦から1年経った頃だろうか。 (1)マナは生徒会長を引退し、ジュン君が後任の生徒会長になった。 (2)六花は受験勉強で忙しい毎日。 (3)ありすは四葉財閥の幹部として商談していた。全自動クリーナーという第10話でのフラグがここで回収された。早速100万個発注した彼女だった。ちなみに、ありすの通う私立中学の制服がここで初登場。やっと出番が来たのはある意味、制服も幸せだったろうなあ・・・。 (4)まこぴーはトランプ王国出身のアイドルとして更なる注目を浴びるようになった。 (5)亜久里は調理実習でカップケーキを作った(南野奏の再来か?)。パティシェという将来の夢が見つかったかもしれない。 (6)国王は退位して、まこぴー、レジーナ、アイちゃんと共に人間界に残った。国王は将棋三昧、レジーナはマナ達と同じ中学に編入した(最後の最後で希望が叶った形か)。 トランプ王国ではいつの間にか王制が廃止されて共和国になり、ジョーはトランプ共和国の大統領になっていた。まあ、国王は退位し、後継者だった王女様はもう元の姿には戻らないのでは、しょうがなかったのかなあ・・・。そして人間界とトランプ共和国とはキングジコチューの開けた時空の穴でつながり、交流も活発になっていた。 まこぴー「一緒に何かをするって、とても素敵なことなのね!」 当初は孤高の戦士みたいな雰囲気を醸し出していたまこぴーだったが、マナ達と出会ったことで友達・仲間がいることの楽しさを学び、感じたのだ。まこぴーも1年間かけて大きく成長できたのが感動的だった。 まこぴーのコンサートの最中、突然電源が切れた。プリキュアとして人工衛星の破壊を手伝ってほしいという政府の依頼だった! 1年間「幸せの王子」と呼ばれ続けてきた相田マナだったが、この微笑ましいオチもいいと思う。何だかんだ言って、頼りにされているマナ達がとても幸せそうな姿だった。プリキュアはみんなが知っている存在となった。これまでと変わらない(非日常的な)日常が続くというのはほほえましくて素敵だった。
Last updated
Jan 26, 2014 06:06:29 PM
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