私はこの日、川崎の等々力陸上競技場にサッカー観戦に出かけました。川崎フロンターレのファンである上司から、
「中田英寿はもう古い」とか
「もっとサッカーについて詳しく知ろうよ」と様々なアドバイスをいただきました。そこで私もJリーグの選手名鑑を買ったり、子供たちへのお話の中でJリーグのことをネタにしたりしていきました。
そして私の方から「Jリーグの試合観戦に参加できませんか?」と志願し、日程調整の結果、今回の観戦が実現しました。
4月10日、日曜日。武蔵中原駅。
南武線を利用していてよく目にするのが、フロンターレ情報のポスター。次の試合の対戦相手や等々力競技場でのイベントが案内されています。先日は元・武蔵丸も来ていたとのことです。
上司2人と落ち合い、武蔵中原駅から15分ほど歩いて競技場へ。
20年ぶりの等々力競技場!
私は当ブログで野球観戦の記事を書いていましたが、小学生まではいわゆるサッカー好きでした。
当時のスーパーファミコンのゲームソフトに
「Jリーグ・エキサイトステージ'94」が自宅にあり、弟と共にほぼ毎日サッカーのゲームをしていたほどでした。その影響で、
三浦知良、ラモス瑠偉をはじめ、菊池新吉、北澤豪、柱谷哲二、藤吉信次といった有名なサッカー選手の名前をこのゲームソフトで覚えました。
そんな中、1996年頃のことです。当時、ヴェルディ川崎のスター選手の一人だった
北澤豪氏が私たち兄弟の通う小学校のPTA役員をやっていたという縁で、等々力競技場で開催されたJリーグ・プレシーズンマッチに招待されたのです。
ヴェルディ川崎VS横浜マリノスの試合(チーム名はいずれも当時)。試合は1-0でヴェルディが勝ち、試合後には北澤豪氏本人に直接会うことができました。当時の私にとっては大感激でした。
そのヴェルディ川崎が東京・稲城市に移転し、等々力競技場は2001年から川崎フロンターレ専用のホームグラウンドになり、改修工事が施行されていました。
私たち3人の席は、選手との距離が近いS席。
この日の試合は、
川崎フロンターレVSサガン鳥栖。1000km以上離れた佐賀県のチームとの対戦です。
(この日のスタメン)
-鳥栖-
GK 33 林 彰洋
DF 2 三丸 拡
5 キム・ミンヒョク
8 藤田優人
29 谷口博之
MF 10 キム・ミヌ
14 高橋義希
16 チェ・ソングン
24 鎌田大地
FW 11 豊田陽平
39 岡田翔平
-川崎-
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 3 奈良竜樹
5 谷口彰悟
18 エウシーニョ
23 エドゥアルド
MF 2 登里享平
10 大島僚太
14 中村憲剛
21 エドゥアルド・ネット
FW 11 小林 悠
13 大久保嘉人
選手入場。ドラえもんのビッグフラッグに驚きました。
試合は15時にキックオフ。
前後半を通して、ボール支配率からして鳥栖がやや有利かな・・・と感じました。
試合の方は良く言えば両チーム一進一退。
悪く言えばグダグダな試合展開。途中で寝そうになりました。このまま両チーム無得点のまま試合終了かと思われました。
しかし!終了間際にドラマが待っていました。
91分頃。一度はゴールかと思われましたが、オフサイドでゴール無効。その直後。
大久保嘉人の決勝ゴール!!
終了直前に入った、通算159得点目となるゴール。
そのまま試合終了となり、川崎が1-0で鳥栖に勝利。
最後の最後、土壇場で勝負が決まる展開が私は大好きだったので、とても印象に残る試合となりました。