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2022/11/27(日)16:55

東急東横線、2023年3月からワンマン運転開始。

鉄道(487)

東急新横浜線&相鉄新横浜線が開業する2023年3月のダイヤ改正で、東急東横線ではワンマン運転が開始されることが発表されました。  「8両、または10両編成の電車が行き交う東急東横線は、年間輸送人員が非常に多い路線で、ワンマン運転には馴染まない」と私は考えてきました。しかし昨今の事情を鑑みて、鉄道各社は「売上はコロナ前の実績を上回らないだろう」と判断したことから、大手私鉄でもより一層のコスト削減をしなければならなくなったのでしょう。  8両、10両編成の列車が走る路線でのワンマン運転は、東京メトロ有楽町線・副都心線しかありません(2020年10月現在)。副都心線は2008年6月の開業当初からワンマン運転が実施されています。有楽町線では2022年8月6日(土)より全区間(和光市~新木場)でワンマン運転が開始されました。しかし副都心線と直通運転をする東急東横線には、ワンマン運転のための準備が十分にできる環境にあったのでしょう。  私は中学生時代、学校の三者面談(私、母、クラス担任)にて「電車の車掌になりたい」と語ったことがありました。小学生時代から私は東急の最後尾の車両に乗り込んでは、運転席にいる車掌さんの動きを観察していました。車掌さんの普段の仕事の様子を見てきて、おもしろそう!と感じていたからです。しかし同席した母は​「21世紀にそんな職業あるのかと・・・」​と、担任に対して苦笑いしていました。  私が中学生だった時代には、東急目蒲線が再編されて東急目黒線になり、地下鉄南北線、三田線との直通運転が開始されました。将来的にはJR東日本では、2025年~2030年にかけて、山手線、京浜東北線、南武線、横浜線、常磐線各駅停車でワンマン運転が導入される計画です。  参考リンク  運転士と車掌「同時にやると休む間ない」 東京圏で進む鉄道のワンマン運転 実際どうなの?(乗りものニュース、2022年9月30日)  東京メトロ有楽町線 全線でワンマン運転化 新木場まで「車掌なし」で運行へ(乗りものニュース、2022年7月20日、)  ああ、鉄道の世界で徐々に省人化(業務を見直して無駄な工程をなくし、人員を整理すること)が進んでいます。これが広義的なリストラ(再構築。職員数の削減だけでなく、新技術の導入や職員の他部署への転属、子会社への出向など)ですね。  東京の地下鉄では、  ・南北線の白金高輪~品川間の延伸計画。  ・有楽町線の支線で、豊洲~住吉間の建設計画。  ・都営地下鉄では東京駅~築地~豊洲市場~東京ビッグサイトへの新線計画。  と、最近になって話題が尽きません。しかしそれがすべて実現するとなると、2040年以降という遠い未来のことになります。

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