=全長583.7km=鹿児島県下一周駅伝について。
現在、日本で最も有名な駅伝大会といえば箱根駅伝と、ほぼ全員が答えると思います。私も「駅伝」と聞いたら、箱根駅伝のイメージが強いです(2020年正月まで、少なくとも15年連続でテレビ観戦しました)。 しかし駅伝大会というのは、他にもあります。毎年元日に群馬県で行われるニューイヤー駅伝。毎年スポーツの日(旧・体育の日)に行われる出雲駅伝。名古屋と伊勢を結ぶ全日本大学駅伝(毎年11月)。というのが全国的に有名な大会の代表例です。 しかし九州には、ものすごくスケールの大きい駅伝大会があることを知りました。 それが、鹿児島県下一周駅伝です。今年度は2月19日(土)に開幕し、5日間にわたって行われます。レース距離は驚異の583.7km。ちなみに箱根駅伝は大手町(東京都千代田区)~芦ノ湖(神奈川県足柄下郡箱根町)の往復217.1km、初日が往路、2日目が復路で終わります。鹿児島県の駅伝大会は、箱根駅伝の倍以上の距離になりますね。 (走行ルート紹介) =1日目= 鹿児島市役所→指宿→枕崎→加世田(11区・128.9km) =2日目= 加世田→伊集院→川内→野田→出水(10区・112.8km) =3日目= 野田→宮之城→大口→日当山温泉(11区・122.2km) =4日目= 国分→志布志→鹿屋(10区・106.4km) =5日目= 根占→垂水→国分→鹿児島市役所(11区・113.4km) 5日間で583.7キロ 現存する世界最長の駅伝大会は九州にあった(2月16日、南日本新聞) 鹿児島県内で5日間にわたり開催される県下一周駅伝のコース総距離53区間583.7キロは、現存する駅伝大会では世界最長を誇る。2番目の長崎県「郡市対抗県下一周駅伝大会」(3日間、42区間407.3キロ)よりも170キロ以上長い。 大会を主催する南日本新聞社と鹿児島陸上競技協会が、昨年11月から、全国の陸上競技協会と地元スポーツ協会を対象にアンケートや電話で調査した。5日間の大会日数も、大分県「県内一周大分合同駅伝競走大会」(39区間390.8キロ)と並んで最も長かった。 過去に開催された大会も含めると、2013年を最後に廃止された「グランツール九州大会(九州一周駅伝)」が8日間、51区間739.9キロで、日数、距離ともに最長だった。 (引用終わり) 早春の鹿児島路駆け抜ける 第69回県下一周駅伝 あす開幕(2月18日、南日本新聞) 第69回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会は19日午前9時、鹿児島市役所前をスタートする。県内12地区の代表252人が、薩摩・大隅路の53区間583.7キロで健脚を競う。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、主催者は沿道での応援自粛を呼びかけている。開・閉会式は実施しない。 選手・スタッフには事前のPCR検査や抗原検査を義務付けた。こまめな手指消毒に加え、大会前から体調管理チェックシートも用意。「3密」防止のため、中継所やスタート地点に関係者以外立ち入り禁止の区域を設けるなど、感染防止対策を徹底する。18日は監督会議があり、各チームの最終登録21選手が発表される。 総合優勝争いは、2年ぶりの王座奪還を期す姶良を軸に混戦が予想される。Bクラスは川薩と出水を中心に展開しそう。Cクラスは曽於が一歩リードしている。 【たすきの色分け】 鹿児島(赤) 指 宿(朱) 川 辺(青) 日 置(濃緑) 川 薩(うす青) 出 水(濃紺) 伊 佐(桃) 姶 良(紫) 曽 於(黄) 肝 属(うす緑) 熊 毛(うす茶) 大 島(白) (引用終わり)