2011/10/12(水)15:25
シュヴィヨン・シェゾーのニュイ・サン・ジョルジュ
「ワインっ!! ワインっ!! ワインっ!!」 トゥル~♪
「ワインっ!! ワインっ!! ワインっ!!」 トゥル~♪
※ここはウルトラセブンの主題歌風にお読み下さい。
ど~も~♪ 必要に迫られてワインばっかりテイスティングしているので、純米酒のアミノ酸が極めて欠乏してお肌がカサカサになって来ました。どおりで最近は化粧の乗りが悪いわけです(するかっ!)。でも、ワインは嫌いじゃないので、毎日呑み続けてもじぇんじぇん平気ですけどね(笑)。それでもやっぱり日本酒も呑みたいよーと思っている今日この頃の、ウルトラワイン・フィフティーではございます。
さて、長野県駒ヶ根市では“泡”の話で盛り上がっているようですが、この時期に泡で一喜一憂しているのは蔵元だけではありません。信濃鶴の岳志さんみたいに画像でお見せする事は出来ませんが、小売酒販店でも一月はブクブクと泡を吹いているんですよー。
だって、あんた。一年の内で12月が最も売上が多い時期だとは今まで何度も書いて来ましたが、それだけ普段の月以上に仕入れも多いって事になります。そして翌月の一月に蔵元や色んな業者さんから請求書が届く訳ですが、多額な請求金額を期日までに支払うべき現金があるんだろうかと恐れおののき、一年で一番多く泡を吹くのが一月なんですよ。こりゃ最大級の高泡ですね(笑)。
つまりコッテリとお金を溜め込んで余裕ぶっこいてる酒販店さん以外は、錦本店もそうですがキャッシュフローの心配が無いなんて事は365日有りません(泣&笑)。と言う訳でいつの日か“泡無し経営”を出来るのを夢見ている私です。どうか宝クジが当りますように。パンパン。
話の流れから行って今日は“泡もの”の宣伝をするのがプロってもんですが(なにゆえ?)、こう●ソ寒いとやっぱり赤ワインを呑みたくなのるが人情ってもんでしょう。って事もないかな?
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ニュイ・サン・ジュルジュ・レ・サンジュリアン2006
◆フランス・ブルゴーニュ地方産赤ワイン
◆生産者名:ドメーヌ・シュヴィヨン・シェゾー
◆ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
◆お値段:5,000円以下
【“あの”ロバート・パーカー4ツ星ドメーヌのシュヴィヨン・シェゾーはニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置く作り手で、“あの”ロベール・シュヴィヨンの従兄弟にあたります。日本ではロベール・シュヴィヨンの方が遥かに知名度は上ですが、地元ではこのシュヴィヨン・シェゾーもかなり評価されている造り手です。】
「それがどうした?」
なーんて言わないの。「寄らば大樹の陰」と言うではありませんか。あたしゃ商売人ですから、時にはこんな有り難い謳い文句は積極的に利用させていただきます。そうです、この手法はジャイアンを盾に虚勢を張るスネオみたいなもんです(笑)。
以前大好評をいただいた時とはヴィンテージが変わってしまって、久しぶりに仕入れてみましたがシュヴィヨン・シェゾーのワインに共通する“薄旨系”の一歩手前と言った感じの繊細な香りと味わいで美味しかったですよ。
ベリー系の香りに、ほんのりとスパイスと土のニュアンス。ほど良い力強さを感じさせながらも、あくまでも可憐でしみじみと滋味のあるワインです。鶏や豚肉の料理に合わせるのに丁度良いしなやかなタンニンでジューシーな味わいは、はかないようで一本筋の通った芯があります。
ミネラルと伸びやかな酸、そして適度な果実味が非常に良くまとまっています。このワインは今後の熟成を楽しみにして寝かせるのにもお勧めですが、今呑んで十分に美味しい逸品です。“あの”ロバート・パーカーは濃厚なワインに高い点数を付ける人だとばっかり思い込んでいたので、私にしてみればこの生産者に高い評価を与えたと言うのは摩訶不思議な事です。でも彼も年を取って(何歳なんだか知りませんが)、可憐な味わいのブルゴーニュがホッとするようになったって事なんですかねー?
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