暖かい木の家・・・島根県雲南市・自然素材と超性能の快適な家づくりブログ(松江市・出雲市・奥出雲町)

2010/03/04(木)16:04

100Pウィーク

百年の家プロジェクト(33)

先週は、火曜日から網走のDMSへ。 帰ってきて翌日金曜日は断熱・気密技術研修。土曜日はものさし塾、と100P漬けの濃密な一週間となりました。 何故こんな時期にわざわざ網走へ?と思われるかもしれませんが、この時期でないと体験出来ないことを経験しに出かけました。 それって流氷見物・・・? ま、それも目的のひとつではありましたが(結局流氷には逢えませんでした・・・) 実は、網走の工務店さんの造る住宅の性能を、この時期に体感しておこうと言うことです。 以前参加したメンバーから「すごいよ!」と聴いてはいたものの、どれ程すごいのか今回参加して実感しました。 実際にお住まいになっているお宅にお邪魔させていただいたのですが、そこで見たものは・・・。 その日、外気温は0℃~+2℃くらい。 床下の外気の取り入れ口で+1℃、 ベタ基礎のコンクリート表面が+5~6℃、 床下の気温が+9~10℃。 地熱のおかげで7~8℃も温度があがって室内に吸気されています。 これって、7~8℃分は暖房費が浮いてしまうって事ですよね! 室内は+22℃でとても快適です。 暖房器具はと見渡すと、リビングの片隅にFF式のストーブが1台。 その他には見当たりません。おまけに2階との温度差も殆んど無し。 思わず奥さんに「本当にこれ1台ですか?」と聞く始末。 おまけにその時、ストーブは止まっていた・・・。 北海道では24時間暖房をして、家の中は暖か・・・と聞きますが、それは沢山の灯油を使ってのこと。それがたった1台のストーブと少ない灯油で実現できる。 また、家だけでなく案内していただいた工務店の方も素晴らしく、自分達の造る住まいをより良い物にして行こうと、工夫と検証を重ねておられます。 我々の質問にも丁寧に答えていただき、また熱く語っても頂きました。(メンバーの中には深夜までディスカッションをした人も・・・) 自宅をご提供頂いた、お施主様にも感謝です。 放射温度計やら気象計を手にした男共がゾロゾロやって来て、あちこちの温度を測ったり、写真をパシャパシャ撮ったり。 それでも嫌な顔もせず応対していただいて、おまけにお茶も頂いて本当に有難うございました。 今回、住宅の性能というだけでなく、工務店の仕事への取組み方や思い、と言った事も含め、沢山の刺激と収穫を得た網走の3日間でした。 お問い合わせ、ご質問はコチラヘ。 あなたの住まいを創造する信用と技術 錦織建設のホームページ

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