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2025.05.06
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テーマ:日本国家(10)
カテゴリ:FP業務その他
皆さん、日本の国家予算ってどのくらいかご存知でしょうか?
なんかニュースで見たことあるって方も多いと思います。
今回は日本の国家予算について簡単にお話したいと思います。
 
国家予算とは、国の1年間の収支と支出予定の事です。
「一般会計予算」と「特別会計予算」で構成されています。
その予算案を作成するのは、前の年の9月くらいに各省庁がどのくらいの予算が必要か試算して財務省に提出します。
これを「概算要求」といいます。
各省庁からの概算要求を財務省がまとめて政府に提出、政府が確認し、国会に提出されます。
ここで審議されている国家予算は「約100兆円」です。
が、この金額、実は「一般会計」だけなんです。
国会で審議する必要がない、つまり使い道が決まっている「特別会計」が存在します。
例えば、財務省管轄の「外国為替資金特別会計」や、厚生労働省管轄の「年金特別会計」や総務省・内閣府管轄の「交付税及び譲与税配布特別会計」などなどです。
その特別会計の総額は、「約200兆円」を超えると言われており、よくニュースで聞く「日本の国家予算は約100兆円」というのは、正確ではありません。
国会で使い道を審議される予算が「一般会計」の約100兆円なのであって、使い道が決まっている(それ以外では使えない)「特別会計」が他に約200兆円(会計間相互の取引額などの重複計上額等を除く)あるので、合計約300兆円が日本の国家予算なんですね。
 
さて、今回は日本の国家予算についてお話しました。
なぜかニュースでは一般会計の事しか報じられませんが、その一般会計の約2倍の特別会計なるものが存在します。
ちなみに、この特別会計、国会のチェックが無いため、内訳も非公開となっています。
国家予算の3分の2の内訳が非公開って・・・と思いますよね。
内訳の説明も無く、使途も不明なので、「各省庁の天下り先などの特殊法人の費用となっているのでは?」との指摘もあります。
官僚に逆らえない今の政権では、ここにメスを入れるのは、無理でしょうね~。
 








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最終更新日  2025.05.06 16:37:12
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