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テーマ:NISAについて(44)
カテゴリ:FP業務その他
皆さん最近プラチナNISA始まるって話聞いた事ないでしょうか? プラチナって付くとなんか良さげな感じしますよね? 今回は、このプラチナNISAについて簡単にお話したいと思います。 プラチナNISAとは、65歳以上の高齢者を対象とした新たな非課税投資制度の事です。 現在2026年度導入に向けて検討中です。 では、現行新NISAとどこか違うのでしょうか? それは、65歳以上という対象年齢(新NISAは18歳以上)と毎月分配型投資信託(新NISAは対象外)が非課税となる点です。 これは「貯蓄から投資へ」を推進する政府方針の一環で、高齢者の資産運用を支援する狙いがあります。 原則NISAは長期の運用でリスクを減らせて資産を増やせるシステムです。 が、「10年も待てないからやっぱ投資や~めた」って高齢者がたくさんいると、全体としてなかなか投資の割合が増えませんよね。 なので、投資した分の配当金は毎月出るから投資してねって訳です。 さて、今回は2026年度に導入予定のプラチナNISAについてお話しました。 NISAでは使えない毎月分配型投資信託が使える制度です。 ちなみに、私個人的意見として、このプラチナNISAの毎月分配型投資信託は各自の金融資産状況によってはお勧めしかねます。 現在ある毎月分配型投資信託は、インデックスではなく、アクティブファンドで、手数料が高いです。(インデックスの約30倍ほど) また、毎月分配された金額は運用実績により基準額から配当に回っている事があります。 つまり、100万円預けてたと思ったら、数年後、残金が50万円になってた、なんて事もあり得ます。 もちろん、毎月分配金をもらっているのでトータルマイナスになってる事は少ないと思いますが、その辺りのリスクを取れるかどうかって事なんですよね。 リスクを理解した上で、「貯蓄」より「投資」しながら配当をもらうって判断であれば良いと思います。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.10 20:02:06
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