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カテゴリ:FP業務その他
最近車を購入する一つのスタイルとして「残クレ」って聞いた事ありませんでしょうか? 今回は、この「残クレ」(=残価設定クレジット)について簡単にお話したいと思います。 残クレ(残価設定クレジット)とは、将来の下取り価格(残価)をあらかじめ決め、その残価を差し引いた金額を分割で支払う自動車ローンです。 車両価格から残価を引いた金額を分割で返済する為、車両価格全体に対して分割払いにする一般的なカーローンより、月次の返済額を抑えられる可能性があります。 一般的に残クレは3年や5年の契約期間が終わるとすぐに新車に乗り換えが出来ます。 そういったメリットがある一方、車のオプションなどのカスタマイズが制限されたり、月間走行距離の上限が決まっていたりします。 また、返済後に内装・外装にキズや凹みがあったりすると追加料金を請求される場合もあります。 さらに、結局残クレは、最後まで自分の所有とはならない(ディーラー所有)ので、乗り換えの際、売却する事が出来ない為、トータルだと通常のカーローンで購入した方がお得な場合が多いです。 さて、今回は残クレについてお話しました。 走行距離が短く(月1,000~1,500km)、事故リスクが低い方で、現在手元に十分なお金はないが新車に乗りたいって方や、定期的に新車に乗り換えたいって方には残クレが向いているかもですね。 ちなみに、一括や通常のローンで車が買える方や、走行距離が長い方、またオプションなど自由に設定したい方、最終的に車を売却する際買取店を競合させて高く売る事が出来る方などは、残クレよりも普通にカーローンを組んで購入した方がお得です。 ご自身の状況により選択ください。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.07 18:33:36
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