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テーマ:相続(60)
カテゴリ:遺言・相続
相続の際、超重要なのは、故人の借金の有無です。 借金があるのか?あるならどのくらいか? 分からないと怖いですよね。 今回は、故人の借金調査について簡単にお話したいと思います。 相続財産の調査において、故人が隠していることの多い借金の発見は特に難しい問題です。 まずは故人の部屋などを確認し、ローンの契約書や利用明細、督促状といった書類がないか探してみましょう。 より確実に調査するには、JICC(日本信用情報機構)やCICといった個人信用情報機関に、故人の信用情報を開示請求する方法が有効です。 これにより、金融機関や消費者金融からの借入状況などを網羅的に把握できます。 調査の結果、プラスの財産よりも明らかに借金が多いことが判明した場合は、「相続放棄」を検討する必要があります。 相続放棄は、原則として相続の開始を知った時から3ヶ月以内に家庭裁判所への申立てが必要なため、速やかな調査と判断が重要です。 さて、今回は故人の借金調査についてお話しました。 本人が遺言書や財産目録を作成していない場合、財産調査において借金の部分は超重要です。 その大きさによっては3ヶ月以内に相続放棄や限定承認(プラスの財産の範囲内でマイナスの財産も引継ぐ)を選択しないといけないからです。 ちなみに、法定相続人や遺言執行者などが開示請求する場合、本人確認書類のほか、法定相続人であることを証明する書類(法定相続情報一覧図の写しなど)が必要となります。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.09.23 20:04:44
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