2008/08/01(金)19:51
ULPC三題
ULPCが「フツーのPC」になる日が近いのかもしれない。
インド政府発表の10ドルPCは単なる誤報だが、100ドルでも画期的な価格であることに違いはない。
日本製の高機能高価格PCが国産携帯電話のように「日本だけ」のものにならないことを切に願う。
通信会社の制約の有無があるのでそうならないと思いたいが、量販PCは近い将来に管理費の高い「大企業」は手を出さない(=手を出せない)商品になるかもしれない。
10ドルPCモトイ、100ドルPC
インド政府が10ドルPC計画を発表、翌日には100ドルに訂正
【Technobahn 2008/7/31】
インド政府は29日、国内の貧困層の教育水準向上を目的に国内の学生向けに10ドルの販売価格でPCを提供するとする計画を発表。
今年の1月にはインドのタタ・モーターズが10万ルピー(約28万円)という超低価の小型自動車を発表したこともあり、インドが作ると破格版PCも台湾製の10分の1以下の価格に引き下げられるのかと、業界関係者の注目を集める事態となったが、発表翌日には10ドルというのは間違いで実際には100ドルでしたとする訂正を行うなど、インドの10ドルPC計画はあっけない幕切れとなった。
「世界でもっとも安いラップトップ(World's Cheapest Laptop)」
ノートブックPC「NPX-9000」
7インチカラー液晶、400 MHz MIPS CPU、128 MB SDRAM、1 GB Flash Memory、Linux OSを装備。
メーカーは台湾のCarapelli社。
販売はアリババドットコム社。
企業間の取引仲介(B2B)サイトのため、発注は最低100台単位となる。
1台たったの1万3650円、史上最安値のノートブックPCが販売開始
【Technobahn 2008/7/29】
米電子商取引サイト、アリババドットコム社は7インチのカラー液晶を装備したノートブックPC「NPX-9000」を1台130ドル(約1万3650円)という破格値で販売開始をしていたことが28日までに同社のサイトに公表された販売資料によって明らかとなった。
「Eee Monitor」
公表された新製品はiMac似の一体型デスクトップPC。
「Eee Monitor」は、CPUには1.6GHzのIntel Atomプロセッサーを装備、OSはLinux、19インチワイド型液晶ディスプレイの一体型のデスクトップPCとなりそう。
「Eee PC」などと同じく500ドル台の破格の価格帯での販売が可能かどうかが楽しみ。
ASUSが年末商戦投入用の新製品を公表、今度はiMac似の一体型デスクトップPC
【Technobahn 2008/7/7】