2018/09/29(土)21:56
ネパールでDHC-6ツイン・オッター墜落 全員死亡
デハビランド・カナダ DHC-6 ツイン・オッターはカナダのデ・ハビランド・カナダ社(DHC)製旅客機。
DHC-3をターボプロップ化および双発にしたもので、胴体はDHC-3と同等。
未整備の短い滑走路でも離着陸が可能なSTOL性の高い19人乗りコミューター機。
初飛行は1965年。
1988年までに総数844機が生産された。
オッターはカワウソ。
国内では、日本トランスオーシャン航空とエアーニッポンで計7機運航されていたが、エアー北海道で最後まで残っていた1機が2006年3月31日の運航を最後に引退。
日本の空からDHC-6が消えた。
DHC-6
全長:15.8m
全幅:19.8m
全高:5.7m
自重:2.86t
エンジン:プラット・アンド・ホイットニー カナダ PT6A ターボプロップエンジン 652馬力 2基
航続距離:1,300km
離陸滑走距離:400m
1/100 日本エアコミューター DHC-8-Q400 エコ・ハッピーターン号[JALUX]
ネパール山岳地帯で小型機墜落
22人全員が死亡
(2010年12月16日 ロイター)
ネパールの首都カトマンズの空港当局は16日、同国東部の山岳地帯で小型機が墜落し、乗員乗客22人全員が死亡したと発表した。
墜落したのは地元の民間航空会社タラ航空が運航していた小型機。
東部ラミダンダの空港からカトマンズに向け15日に離陸した直後、消息を絶っていた。
機体は墜落でバラバラになり、生存者はいないという。
乗客にはネパール人のほか、ブータンからの難民数人と外国人1人も含まれていたとみられる。
外国人乗客の国籍は明らかになっていない。
サファリ社フィギュア262929 カナダカワウソ
ネパールで墜落した飛行機の残骸を発見!
(2010年12月16日 Time-AZ)
BBC Newsは、2010年12月15日水曜日にカトマンズから162km東のラミダンダ空港(Lamidanda Airport)を離陸し、カトマンズ(Kathmandu)に向かっていたが、その途中で墜落した旅客機「Tara Air Twin Otter」の残骸をヒマラヤン山麓の丘の山腹で発見したとネパール職員が言ったと報告した。
救助活動のヘッドは、航空機が「衝撃で粉々になって、どんな生存者もいそうにはありません。」と言っている。
救出職員ディメレッシュ・ライ・カルマ(Dimlesh Lal Karna)はAFP通信社に、
「水曜日に行方不明になった飛行機が東ネパールの山腹に墜落していることがわかりました。」
水曜日の捜索は、雲と夜更けで暗くなったことから、中断されていたが、夜明けと共に捜索が再開した後、飛行機は木曜日早朝に見つけられた。
旅客機「Tara Air Twin Otter」には、19人の乗客と3人のクルーが乗っていた。
乗客の一人は米国国籍で、残りはヒンズー教の寺院への巡礼の旅から戻る途中のネパール人であった。
山の多いネパールでの航空機事故は珍しくなく、2010年8月に悪天候により、4人の米国人、日本人、イギリス人など、14人を乗せて墜落し、全員が死亡している。
とくにカトマンズの空港は、一度着陸したことがあり、まるで山脈にぶつかっていくように飛んでいき、ギリギリで上昇し、その先に空港があった。
ミダンダ空港とカトマンズ空港のGoogle Earthポインター情報を提供するので、ぜひフライト・シュミレーターで危険性を味わって欲しい。
…(略)…
世界の複葉飛行機模型ローデン(RODEN)「英・デハビラントDH-2 推進型複葉戦闘機」 1/32 (32612)