SAC.COM

HondaJet（ホンダジェット）は、本田技研工業（以下ホンダ）が開発したビジネスジェット機。

　エンジンは当然、自社開発（厳密にはGE・ホンダエアロエンジン開発、製造）。

　2010年12月20日、ホンダエアクラフトカンパニーが隣接するピードモント・トライアド国際空港で初飛行したのは、量産型認定用機体。

　2011年前半に機体生産工場を竣工、2012年8月にデリバリー開始を予定。

　外観上の特徴は、主翼上面にエンジンを取り付けたスタイル。

　ビジネスジェット機のエンジンは胴体後部に取り付けられるのが一般的だが、HondaJetは翼上面に配置。

　胴体内に必要だったエンジン支持構造が不要となり胴体内のスペースが30%以上拡大。

　また、胴体後部両舷にエンジンを取り付ける場合に比べ空気抵抗が小さくなった。

　低燃費を心がけたGE・ホンダエアロエンジン製 二軸式HF120ターボファンエンジン。

　主翼は滑らかな加工が可能となるアルミニウム合金の削りだし加工とし、形状も独自開発した空気抵抗が少ない翼型を採用。

　　　　　　　　
ジェットエンジンは鉛筆削りTROIKA（トロイカ） ジェット型ペーパーウェイト スピードアップ


　本田宗一郎氏の夢へ一歩、量産型ジェット初飛行
　（2010年12月22日 読売新聞）
　ホンダは21日、開発中の量産型小型ジェット機「ホンダジェット」の試験飛行に成功したと発表した。
　創業者の本田宗一郎氏が航空機事業への参入を表明した1962年から約50年を経て、ようやく実現への一歩を踏み出した。
　試験飛行は米ノースカロライナ州で20日に行われ、約50分間にわたり、飛行性能やシステムに関する試験を行ったという。
　ホンダは、今後も性能評価を続け、2012年に欧米の航空当局から型式認定取得を目指す。
　ホンダジェットは全長約12.7メートル、全幅約12.1メートル、全高約4.0メートルで、定員は7～8人。
最高速度は時速778キロ・メートルで、燃料満タンで約2185キロ・メートル飛べるという。
価格は450万ドル（約3億7800万円）前後になる見込みで、すでに100件超の受注がある。
ホンダは12年後半から顧客への機体引き渡しを予定している。


　Honda JET TECHNOLOGY
　（HONDA 公式サイト）

　　　　　　　　
　　　　　　　　ジェットエンジン


　ホンダ、ＧＥと戦略的提携
　（航空の現代）
　ホンダジェット（HF118エンジン）と同級機との比較


　本田航空株式会社（埼玉県比企郡川島町）

　本田宗一郎氏の空にかける夢は、ホンダエアポートを持つこの会社でも実現されている。

　平成 3年 4月 1日　埼玉県防災ヘリ運航受託開始
　平成 8年 8月 15日　埼玉県　防災ヘリ2号機　運航受託開始
　平成15年 4月 1日　栃木事業所開設　栃木県防災ヘリ運航受託開始
　平成21年 4月 1日　熊本運航所開設　崇城大学委託訓練開始
　平成22年 1月 20日　栃木県ドクターヘリ運航受託開始
　平成22年 4月 1日　法政大学委託訓練開始

　従業員73名。

　Enjoy Your Sky!!
　本田航空株式会社
　・クリスマス夜間遊覧飛行(スターライトフライト)のお知らせ

　　　　　　　　
　　　　ボーイング ジェットエンジンキーホルダー

　　　　　　　　
　　　　　　ガスタービンエンジン