テーマ:電気自動車(292)
カテゴリ:EV 電気自動車
保険屋さんは頭がいいので、自動運転普及に伴う課 題を検討し始めている。 世界に遅れを取るわけにいかない日本政府は2020 年までに自動運転の実用化に伴う体制整備を目指して いる。 ドライバーが操作によらない自動運転車の出現は、 損害保険業界にとっても革命的な出来事となる。 自動運転車は、周囲の環境から得られる各種情報 と、外部と車どうしが相互に通信することに得られ る情報を総合しながら最適な走行を判断して、より 安全な運転を行う。 そのため、情報システムにの混乱、サイバー攻撃 などの場合、事故が広域にわたるリスク、損害賠償 の請求先をどうするのかといった問題がある。 予測できない事故で自分の車が他人に損害を与え た場合の責任は車のメーカーにあるのか車を制御し た情報通信システムのプログラムにあるのかは容易 に判定ができない。 いずれにしろ、車の所有者(利用者?)を何らか の形で当事者とせざるを得ないと考えられる。 2016年12月28日 SDMAG 自動ブレーキなどの積極安全装置で事故率が60%に なるというデータもある。 事故が著しく減少した場合、自動車保険、自賠責 保険が主な収入源である日本の保険会社の多くが成り 立たなくなる可能性がある。 自動運転車 ByLESLIE SCISM 2016 年7月28日 THE WAL LSTREET JOURNAL 日本版 いずれにしろ、自動運転でヒトが運転するより事故 の発生を明確に低下させる技術が確立されれば、保険 料は低下させざるを得ない。 自ら操ることにこだわらない層は、積極的に車の運 転を自動運転機能に委ねることで、安全と安い保険料 (=維持費)を得ようとする。 即ち、好むとこの好まざるとに関わらず、自動運転 は将来急速な普及期を迎えるはず。 事故の発生を避けようとせず、自らの運転にこだわ るものは、蛮人扱いされることになる。 トヨタもホンダも操る喜びにこだわっていると見受 けられる。 高価な燃料電池車(FCV)の普及拡大は、水素ステー ションとともに容易ではない。 「自動運転」で先進しようとする日産は一頭地抜きん 出ている。 電気自動車(EV)、Note e-POWERのようなレンジエ クステンダー電気自動車(REV)は、自動車のIT制御と 相性抜群だ。 これからは電気自動車の時代がくる。 バッテリーさえちゃんとしていれば。 日産 2015年、日本の乗用車の平均使用年数は12.38年 (日本自動車工業会)。 2016年、日本の軽乗用車の平均使用年数は14.36 年(軽自動車検査協会)。 日本の自動車メーカーに対して日本人ユーザーは、 10年間、10万kmの耐久性(初期性能の維持)が 期待されている。
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最終更新日
2018年07月17日 07時54分54秒
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