カテゴリ:映画・ドラマ・スター
高橋一生は、2017年、火曜ドラマ「カルテット」で謎多きフリーター・家森諭高を演じて大いに話題になった。 また、視聴率が低迷する大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、直虎(井伊家)を助ける知的な筆頭家老・小野但馬守政次を演じ好評を博した。 役者だけあって、読書好きであり、個性的な読書歴をもつようだ。 『あさイチ』が紹介 渋い小説から般若心経がムー大陸で生まれたというオカルト本まで …(略)… 意外だったのは、こうした本のそばに、仏教関係の本がずらりと並んでいたことだ。 『密教世界の構造 空海「秘蔵宝鑰」』(宮坂宥勝、ちくま学芸文庫)から始まり、山崎泰広『真言密教 阿学観瞑想入門』(春秋社)、大森義成『真言宗の密教と修行』(学習研究社)さらにはヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』(新潮文庫)、 トラベルカルチャー雑誌「TRANSIT」のチベット特集号まで。 仏教、とくに密教に興味があるようだ。 MCの有働由美子アナや井ノ原快彦からも、当然、そのことを訊かれたのだが、高橋は隠すこともなくさらりとこう答えた。 「なんか昔から好きなんですよね。 お経とかがすごい子どもの頃から好きで。 なんか耳障りが良くて。 『なんなんだろうこれは』って思って」 …(略)… 般若心経にある「色即是空 空即是色」は原子論に基づいて物体の実態を表す言葉といわれる。 仏教哲学という言葉があるが、仏教自体が宗教ではなく哲学であるとする、仏教研究者もいる。 高橋一生がかもし出す知的な雰囲気は、哲学に親しむ文学青年のそれか。 ヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』は釈迦の出家以前の名前を借りて、求道者の悟りの境地に至るまでの苦行や経験を描いた作品。
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最終更新日
2019年01月29日 22時00分46秒
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