テーマ:自動車・交通(1690)
カテゴリ:自動車メカ、部品
タカタのエアバッグのリコール隠しが発覚したとき、エアバッグ開発の経緯からか、「ホンダが救済すべき」との声が多数上がった。 最大の債権額がトヨタであり、最多額の取引先もトヨタ。 救済するならトヨタであろう。 2017.11.13 東京商工リサーチ エアバッグ大手のタカタ(株)への届出債権の全貌が判明した。 再生債権認否書によると、取引先や金融機関、ファンドなどが届け出た債権額の合計は35兆8,393億円に達した。 届出通貨別で最も多かったのは米ドル建で、30兆4,620億円。次いで、日本円建が3兆7,678億円だった。 このうち、タカタが認めた金額は1兆792億円で届出債権の3.0%にとどまった。 通貨別の認めた額では、日本円建の9,340億円が最も多く、次いで米ドル建の1,117億円だった。 タカタが認めた最大債権者はトヨタ自動車 タカタが債権認否を行った結果、認めた額の最大はトヨタ自動車の3,312億円だった。 次いで、本田技研工業の2,397億円、マツダの1,311億円、 アメリカ合衆国の963億円と続く。 届出債権額と認められた額の「認可率」はトヨタ自動車が37.1%、本田技研工業は58.0%、マツダは65.2%、アメリカ合衆国は100%だった。 …(略)… ホンダとともにエアバッグを開発したタカタは、その製品を各社に売り込んだ。 いつまでも開発の経緯を引きずる浪花節は理不尽。 ホンダが救済を早い時期から「ありえない」としたのも無理はない。 だめなエコノミストはいまだに自動車の部品メーカーは系列に縛られているとの幻想を持っているのだろう。 トヨタ系の部品企業はホンダに多数の備品を納めている。
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最終更新日
2019年07月02日 22時40分02秒
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