テーマ:コンビニ(284)
カテゴリ:経済
2004年から2016年までサークルKとサンクスは、各々の ブランド、チェーンを展開していた。 ITシステム統合もできていなかったと聞いている。 そしてファミマが覆いかぶさった。 大が小を飲み込むような単純な吸収合併とはしなかった。 統合は慎重に、だが全速力でなされた。 コンビニ業界の覇者となるために。 サークルKは1979年、ユニー株式会社がプロジェクトを立 ち上げ、米サークルK(アリゾナ州フェニックス市)、同年 12月8日にライセンス契約を締結した。 1980年3月、第1号店(島田店)を愛知県名古屋市天白区 大根町に開店。 サンクスは1980年、株式会社長崎屋の出資に設立された。 同年11月に第1号店(八幡店)を宮城県仙台市青葉区八幡 (はちまん)一丁目に開店(現在は閉店)。 2004年9月、 サークルKサンクス誕生。 株式会社シーアンドエス、および株式会社サンクスアンド アソシエイツを吸収合併し、商号を株式会社サークルKサン クスに変更。 2016年9月、サークルKサンクスがファミリーマートに統合。 親会社ユニーグループ・ホールディングスがファミリーマー ト(初代法人)に吸収合併されると同時にあわせて、ファミリ ーマート(初代法人)のコンビニエンスストア事業を吸収分割 により承継し、商号を株式会社ファミリーマート(二代目)に 改め、本社・本店を東京都豊島区へ移転。 ブランド統合が始まった。 看板の架け替えだけでなく、運営システム統合を伴うビジネ スモデルの統合であり、商品、物流システムの統廃合。 単純にサークルKサンクスを廃止するのではなく、ファミマと サークルKとサンクスを3者勘案して統廃合している。 うちの近くもファミマでやってた店がなくなった。 3000店達成 2017年12月3日 財経新聞 ■世界でも例を見ない大規模なブランド転換へ ファミリーマートは、2016年9月に「サークルK」「サンクス」 のブランド転換を開始し、2017年7月には当初の計画より 約1カ月早い開始から10カ月で、2,000店を達成していた。 その後も、毎月約200店のペースで、着実にブランド転換 を進め、今回、1年2カ月で3,000店達成となった。 ■ブランド転換後 「サークルK」「サンクス」からファミリーマートへブラン ド転換をした店舗は、マルチメディア末端「Famiポート」の 設置、サービス商材の取扱い、店内で飲食ができるイートン インスペースの設置などを導入し、ファミリーマートの強み を取り入れた。 ファミマで人気の高い中食商品のサンドイッチやパスタ、 ファミチキや挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFÉ」といった 代表的なファストフーズが伸びている。 ■商品統合・物流拠点の統合は完了 店舗のブランド転換開始とともに、生産工程や業務に関 しても、協業パートナーも含めて、消費者の手に届くまで の全体の構造改革を進めている。 商品の統合は、2017年2月末に、物流拠点の統合は 2017年6月末に完了。 商品統合では、ファミマの看板商品「ファミチキ」「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズなどを、「サークルK」「サンクス」 に導入。 「サークルK」「サンクス」で好評を得た「濃厚焼きチーズ タルト」「焼きとり」シリーズをファミリーマートで販売し、 各店舗の強みを活かした商品を展開している。 物流拠点の統合に関しても、効率的な配送と物流コスト の削減が可能となり、トラック台数の削減や排出CO2の削 減もできるなど、多くの効果が期待できるという。 …(略)… 【ミニカー】 個人的に最も気になるのはサークルKサンクス独自企画の ミニカー(京商製)。 F1、ポルシェ、フェラーリなどをブラインドボックス方式 で販売。 2016年現在は市販車が約700円、レース仕様車が900円 前後。
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最終更新日
2017年12月11日 16時00分11秒
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