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2018/01/12(金)08:00

ひとつ釜のミリ飯、米MREを食べる

航空&ミリタリー(423)

 「一つ釜の飯を食べる」なら人は仲間になることもある。 だが、米軍のMREを食べると仲間意識を損なうのかも知れない。 世界のミリ飯で美味いと定評があるのはフランス軍。 自衛隊はそれに次ぐ高評価とされているが、事実を確かめる術はない。      ​​ ​米軍ミリメシのお味はいかが?​ 自衛隊員が初体験→悶絶 2017年12月19日 おたくま経済新聞  自衛隊とアメリカ軍が統合作戦において、各部隊がそれぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合におけ る指揮活動を訓練する恒例の日米共同指揮所演習「ヤマサク ラ」。 演習の一環で、互いを知るために様々な交流も行われるの ですが、その中で自衛隊員がアメリカのミリメシ(レーション)を試食する様子をアメリカ国防総省がTwitterで公開しました。 さて、お味はいかが? …(略)…      ​​  今回動画で紹介された、試食をした自衛隊員は、陸上自衛隊東北方面隊に所属する、演習で通訳を担当した3名の自衛官(女性1名・男性2名)。 それぞれ違うメニュー(メニュー16・18・20)を試食し ました。 まず、パッケージが固くてなかなか開けられないところか ら始まります。 戦場で不用意に破れたりしないよう、丈夫なビニールパックになってるんですね。 それぞれ粉末の飲料を含む7種類の食品が入っています。      ​​  女性自衛官の方に入っていた「炭水化物強化粉末飲料(Carbohydrate Fortified Beverage Powder)」は、ショッ キングピンクの粉末。さすがに「……なんかケミカルな色です ね(汗)」と戸惑っています。 味も……イケてないようですね。 男性自衛官が食べた、メインメニューの「ハッシュブラウンポテト」も、どうやら口に合わなかったようです。 しかしすごい表情……悶絶しちゃってます。 中には割とおいしいものもあったようです。女性自衛官はゼリー(ジャム)、男性自衛官はミートスナック。 ……どちらも一種の「おやつ」的な食品ですね。 …(略)…      ​​ パッケージは輸送機からの空中落下の衝撃に耐えられなければならないので、けっして開け易くはない。 米国の食品の色は、通常スーパーマーケットで売っているデコレーションケーキでも普通の日本人には恐るべき色をしている。 ジュースの色ごときでうろたえてはいけないのだが…。 「ハッシュブラウンポテト」はどんな味だったのだろうか? 日本人は米の飯とおかずの組合せを前提としており、一般に甘い主食、主菜は「ごはん」にならないとされる。      ​​  即ち、これらをもってMREが不味いとはいえない。 日本人の口に合わなそうだということが分かるだけ。 米軍のMREはまずいミリ飯の代表として有名だが、そうでもないようだ。     ​​ 突撃!隣りの“軍”の晩ご飯!! ​「戦闘糧食晩餐会」で世界中のレーションを食べ比べ!​ (前編) 2007年11月03日 ASCII.jp

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