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2018/03/28(水)06:00

日産リーフ、再生バッテリー30万円、バッテリー交換問題解消?

EV  電気自動車(368)

​​​​​ 初代リーフの中古車価格は低い。 それが「安い」かどうかは、充電設備の有無はもちろんだが、バッテリーの価格を含めて考えなければいけない。      ​​  バッテリーは使用につれ減耗し、航続距離が低下する。 初代日産リーフの電池は24kWhで200km走行可能。 実用走行距離が世に言われる7割なら、新品のときでも140kmに過ぎない。      ​​ 日産 リーフ ​再生バッテリーを使った有償交換プログラム開始​ 新品の半額以下 2018年3月27日 価格.com新製品ニュース 日産自動車は3月26日、『リーフ』の使用済みバッテリーを再製品化し、有償交換プログラムとしてサービスの提供を開始すると発表した。 日産は、新型EVの開発・販売だけでなく、再生可能エネルギーの活用やインフラの充実に向けた取り組みなど、EVを普及させ、持続可能なモビリティ社会を構築するために包括的な取り組みを行っている。 今回、住友商事との合弁会社である、フォーアールエナジーが手がける使用済みバッテリーの再製品化技術により、リーフの再生バッテリーを使った有償交換プログラムをスタート。 24kWhの再生バッテリーを新品の半額以下となる30万円で提供する。 今後は30kWhや40kWhなど、再生バッテリーのラインアップ拡充を図っていく。     ​​  24kWhが半額以下で30万円ということは、新品 は60万円以上。 30kWh(航続距離280km)、40kWh(航続距離 400km)は当然、さらに高いことになる。 リーフに使われているAESCのリチウム電池は、正極にマンガン酸リチウム(LiMn2O4)。 マンガン系のリチウム電池の特徴は出力が大きく、安全性が高く、低価格。 劣化が早いことが大きな欠点。      ​​  高温でも劣化が促進する。 夏の暑い日にエアコンをフル稼働させ、予想以上に電池残量が減り、出先などで急速充電を行なった場合、劣化は激しくなる。 したがって、リーフの中古車の購入は、ガソリン車、HEV車にない、走行距離ならぬバッテリーの劣化度などへの注意が必要。      ​​  以下の点に従えばバッテリー劣化は減少すると考えられる。・気温の上がる昼間は屋内保管・可能なら地下駐車場を選ぶ・日中の運転は避ける(夏場はなおさら)・昼間に充電しない・急加速をしない 売行き好調な新型リーフ。 購入を検討しているなら下記を一読してよいだろう。 「信じるか信じないかは、あなた次第」。      ​​ ​新型リーフの走行距離は400km!?​ 知ってる人は絶対買わない、最悪の真実 2017-09-08 貧乏サラリーマンが贅沢な人生を満喫できる秘訣​​

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