カテゴリ:自動車メカ、部品
米国はPL訴訟が盛んになって一時期、新小型機が発売さ れなくなった。 完全な機械、トラブルフリーな機械など作れるものでは ないからだ。 だが、米国は反省した。 新製品、新システムに注意書きは必要である。 テスラのオートパイロットは、人間だけで運転するより 数倍安全性の高いシステムとしているものと思われる。 トヨタが「運転支援システム」と呼んでいるわけ 2018年2月12日 財経新聞 テスラの車が新たな事故を起こした。 停車中の車に後ろから追突する事故で、この類は特に珍 しいものではないが、「半自動運転中の事故」であるため 注目されている。 テスラの「半自動運転車」は、「大きな赤い消防車を発 見できずに」追突したのだ。 人間が運転していれば起きなかった可能性が大きいため、 衝撃が走った。 現代の「運転支援システム」の限界を示しており、現状 でのこのプログラムの使用が適切であるのか検証する必要 性があるだろう。 テスラのマニュアルによれば、「半自動運転で前車を追 尾しているとき、前車がいなくなったとたんに静止した車 などが前方に現れたとき、急ブレーキをかけられないこと がある」と警告がある。 こうした場面でこそ緊急ブレーキが必要な時であり、こ れに対応できないと除外することは「危険」でもあるとい える。 こうした状態でも「実用レベルにある」と判断すること 自体に問題はないのか? どうも「ソフトウエア開発者」は「マニュアルで警告し ておけばよい」と判断しているが、これはとんでもないこ とだ。 …(略)… 日本では新商品、新規のメカニズム規格ほど、過去より 安全サイドの対応が望まれる。 日本の自動車メーカー各社は自動運転、運転制御の開 発が遅れていると見られている。 だが、米国、中国などは「万に一つも間違いがない」 システムなど求められておらず、事故が発生しても、テ スラのオートパイロットは表記の訂正さえしない。 オートパイロット テスラジャパン 記事は「それでもこの(運転支援システム)レベルで は「販売すべきではない」システムではないのか」とま で書いているが、そのレベルで売ってこそ、企業の競争 力が維持されるのが、現実。 モデル3で量産に失敗し赤字化したテスラは、株価の礎 であるオートパイロットを手放さない。 日本のエコノミストの記事は「自己責任」の意味が分 かっていない。 世界レベルでみたとき、どちらかと言えば「消費者運 動家」の側面を持っている。
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最終更新日
2019年08月27日 07時15分42秒
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