テーマ:自動車・交通(1690)
カテゴリ:自動車メカ、部品
ジアコーサ式 エンジンは直列4気筒横置き。 トランスミッションとデファレンシャルはエンジン と一直線に結ぶ方式を採用した。 このレイアウトは、横置きを前提として長さ(幅) の短いデフ一体型のトランスアクスルを新たに開発 して可能になった。 開発者ダンテ・ジアコーサ (Dante Giacosa) に 因んでダンテ・ジアコーサ方式と呼ばれた。 欠点はドライブシャフトが不等長になり、トルク ステアが発生すること。 ジアコーサ式はイシゴニス式よりも設計の自由度 が高く、低コストで前輪駆動方式を実現できること から多くのFF車に普及した。 「伸縮性」を備えたより完全な等速ジョイントは、 バーフィールドの原案に基づき、東洋ベアリング (現:NTN)が「ダブルオフセット・ジョイント」 (DOJ)として実用化し、スバル1000(1966年〉に初 以後、小型車に前輪駆動方式が普及した。 1960年代の欧州車から世界の自動車メーカーへと 広がり、小型車はジアコーサ式の前輪駆動が事実上 の標準となるに至った。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月02日 22時32分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[自動車メカ、部品] カテゴリの最新記事
|
|