テーマ:西国三十三所(43)
カテゴリ:西国三十三所霊場
先達の授与品に頭陀袋があった。 気になって言葉を調べる。 ずだぶくろ【頭陀袋】 出典:大辞林 第三版の解説 (1)頭陀行を行う僧が、僧具・経巻・お布施などを 入れて首にかける袋。頭陀。 (2)死人を葬るとき、その首にかける袋。 (3)雑多な品物を入れて運ぶ、簡単なつくりの布製の袋。 物は現物をみて分かる。 名前の由来が気になった。 名前の由来と用途 出典:Wikipedia 今日では一般的に、ずた袋と濁らずにいわれる場合 も多いが、漢字で“頭陀”と表記されることから、本来 はずだ袋と濁るのが正しい。 また“頭陀”(ずだ)とは、梵語のDhūta(ドゥータ 意味:払い落とす、棄捨)の漢訳音写であり、仏教の 僧侶が行う修行(頭陀行、乞食の行)のことである。 したがって、頭陀袋とは、本来この頭陀行を行う 僧侶が、携行用に用いた袋のことであった。 別名として三衣袋(さんえぶくろ)、衣嚢(えのう) 打包(だほう)ともいわれる。 これらは、もと比丘が山野を行脚する時に、僧伽梨 (そうぎゃり)・鬱多羅僧(うったらそう)・安陀会 (あんだえ)という3つの衣(三衣)が塵や埃、土で 汚れないように入れたものである。 したがって本来の用途はこれらの僧衣を入れるため の袋であった。 しかし時代を経ると、これらの衣だけでなく行乞で 供養してもらった物などや仏具なども入れるようにな った。 したがって、今日、運搬用で雑多な物を入れる袋を “ズタ袋”などというのはここに由来する。 また後世になって、仏式葬儀の際、死者の首から 提げる袋も“頭陀袋”というようになった。 これは、これから仏教修行の旅に出るという意味合 いであり、白い布製の頭陀袋の中には、紙に描いた 六文銭を入れる。 …引用終わり… 納経帳、御朱印帳の類を入れるのは適切なようだ。 肩掛けの袋は難所には不適だろう。
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最終更新日
2018年10月19日 16時00分18秒
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