カテゴリ:ダイエット、健康
不妊治療の成功率が低いことから分かったのは、 日本の男性のDNAの異常。 「精子自体の異常」に関心高まる 草薙厚子:ジャーナリスト 2018.9.18 …(略)… しかし、日本の不妊治療には、大きな問題がありそうだ。 というのも、不妊治療を受けている患者数が世界第1位にもかかわらず、その治療による出産率世界最下位。 つまり、世界で「一番不妊治療が行われている国」であるにもかかわらず、「一番出産できない国」なのだ。 日本の不妊治療の成績がなぜ振るわないのか。 原因の1つには、「精子の異常」に対する認識の低さがある。 一般的に不妊原因は女性側にあると思われがちだが、実は約半数を男性側が占める。 2017年のWHO(世界保健機関)の報告では、男性不妊が24%、男女両方の不妊が24%であり、不妊の約半数に当たる48%が男性側に何らかの原因があることがわかる。 最近になってようやく、「精子の品質が重要だ」ということが注目されつつある。 …(略)… 中国駐在3年を経て帰国すると、精子数はあまり変化が見られなかったが、受精機能とともに運動機能にも障害が認められ、運動率も20%以下に低下していたという。 頭部空胞精子比率が90%以上と極めて高くなっており、機能異常精子が増加していたという。 原因として、農薬、食品添加物、成長促進剤などの化学物質大気汚染、精神的ストレスの影響などが考えられる。 日本社会を維持存続が困難なまでにすすんだ少子化を反転させるのは、容易ではなさそうだ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月19日 21時18分03秒
コメント(0) | コメントを書く
[ダイエット、健康] カテゴリの最新記事
|
|