テーマ:肥満(12)
カテゴリ:ダイエット、健康
2018年9月13日、OECD加盟国で肥満率2位の米国で『果糖中毒』が発売された。 「食事の疑問」に答えつつ、「人が太るメカニズム」を医学的に徹底解明したこの本は重版出来となった。 多くの食べ過ぎの米国人はが自分は食べ過ぎじゃない」と思いたいのだろう。 ホルモンを正常化して ロバート・H・ラスティグ 中里京子 2018.11.23 DIAMOND online …(略)… アメリカの一流メディカルスクール教授が229の医学論文から「食事の正解」を導き出し、「健康な脳と体」に戻るための処方せんをあざやかに提示したとして、原書はアメリカで12万部を超え、アマゾンレビュー987件、平均4.6と高評価をたたき出した。 最新のWHO統計によると、現在世界で約19億人が「体重過多」、約6億5000万人が「肥満」だという。 これは世界中の人々が運動を怠けて、食べ過ぎた結果なのか? 『果糖中毒』では、「肥満は自己責任論」を全面否定し、現在の「肥満の世界的大流行」は糖分、特に「果糖」が主な原因だと結論づけている。 ここで『果糖中毒』の一部を特別に無料で公開する。 あなたが太るのは ホルモンが悪さをしているから 私たちは認めなければならないのだ。 自分のホルモンと自分の生化学的反応から逃れることはできないと。 脳の摂食経路、つまり空腹、報酬、ストレスのいずれか、または複数の経路でホルモンの機能異常を抱えている人は少なくない。 肥満人口の50~60%については、これから示す介入手段が成果をあげるだろう。 残りの人々については、こうした介入手段は必要ではあるが、おそらくそれだけでは不十分だ。 その場合は、より根本的な手段が必要になるだろう。 自分たちをこのひどい状態から救い出すには、ホルモンを修復して行動を修復し、究極的に健康を修復することが必要だ。 そして、そうするためには、環境を修復することが必要になる。 肥満管理のゴールは、次の各点を確実にして、ホルモンの機能不全を修復することにある。 行動1 インスリンを減らす――体脂肪を減らし、 レプチン抵抗性を改善する 行動2 グレリンを減らす――空腹感を減らす 行動3 ペプチドYYを増やす ――満腹感が早く抱けるようにする 行動4 コルチゾールを減らす ――ストレスと空腹感を減らし、エネルギーが 内臓脂肪として貯蔵されるのを防ぐ …(略)… 現代の米国の食文化で、食べたいものを「普通に」食べてカロリーの摂取に努め、見合ったカロリーを消費することなく、肥満を防ぐことは困難。 高糖質、高資質、高カロリーの食事が広く行き渡っているからだ。 日本の食も徐々に米国化しているようだが、特に沖縄の米国化がすすんでおり長寿県の看板がはずされる日は近いのだろう。 知る食うロード 肉もタコライスも 2018/3/24 NIKKEI STYLE
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最終更新日
2019年02月02日 12時00分15秒
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