テーマ:交通事故(27)
カテゴリ:司法、検察、警察
石川 達紘(いしかわ たつひろ)氏は、名古屋高等検察庁検事長(名古屋高検検事長)、東京地方検察庁特別捜査部長(東京地検特捜部長)を経験した弁護士。 いわゆる「ヤメ検」弁護士。 山口県出身。 1962年、中央大学法学部卒業 1965年、検事任官。 1982年東京地検特捜部副部長に就任。 岡田茂の三越事件、リッカー事件、平和相互銀行事件、新薬スパイ事件、撚糸工連事件などに関わる。 1986年10月、私立大学出身者としては2人目の法務省刑事局刑事課長に就任。 のち法務省大臣官房会計課長を経て、1989年に東京地検特捜部長に就任。 経世会支配のなか、金丸信の脱税事件、ゼネコン汚職事件などを指揮した。 1991年佐賀地検検事正。 1992年最高検検事。 1993年東京地検次席検事、最高検検事。 1995年静岡地検検事正。 1994年最高検公判部長。 今は昔、大物政治家の絡む疑獄事件、悪質な経済犯等、「巨悪を眠らせない」特捜検事の活躍で「特捜部・特捜検事」は花形だった。 大阪地検特捜部主任検事の証拠改竄事件が発覚し、特捜部の花形イメージは地に堕ちた。 森友事件の財務省ルートでも、特捜部は鳴かず飛ばず。 その元特捜部長の運転するレクサスがLS500が「止まらぬ暴走」事故を起こしてしまった。 2018年2月18日、東京都港区白金で男性をひき殺して金物店に突っ込んだ。 直前に車を停車した際、バッグを落として拾うとして、左足でアクセルを踏み込んでしまったとされる。 推定時速100km/hを超える速度の車を運転していた石川達紘弁護士(78歳)について自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反の疑いでの立件に向けた捜査が進められ、2018年12月21日、書類送検された。 10ヶ月間検察は何をしていたのだろう。 負傷していたとはいえ、逮捕されなかったのは元大物検事だから、というのは考え過ぎだろうか。 カルロス・ゴーン容疑者は長期間、東京地検特捜部により拘留中。 ゴーン氏は健康だから東京拘置所に長期間拘留されるのだろうか。 もはや単純な虚偽記載事件ではない 2018.12.25 PRESIDENT online
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最終更新日
2019年03月15日 18時00分11秒
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