テーマ:航空機(109)
カテゴリ:航空&ミリタリー
2019年4月9日、航空自衛隊三沢基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F-35Aが、同基地の東約135キロ付近の太平洋上で消息を絶った。 岩屋毅防衛相は、4機で訓練中の1機が「訓練を中止する」と無線通信し、その後レーダーから機影が消えたと明らかにした。 パイロットは異常を感じて訓練を中止したのだろう。 パイロットが感じた何らかの異変は、墜落原因に直結する可能性がある。 尾翼の一部 洋上で発見 (政治部・山本志門記者報告) 2019年4月10日 テレ朝news 岩屋防衛大臣は9日夜に訓練中に消息を絶った航空自衛隊のF35A戦闘機の尾翼の一部が見つかったことを明らかにし、墜落したと断定しました。 墜落したのは航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機で、国内で組み立てられた第1号機です。 岩屋防衛大臣:「現場海域で当該航空機の尾翼の一部をすでに回収しておりますので、墜落したものと考えております」 戦闘機には搭乗経験3200時間を超える40代のベテラン男性パイロット1人が搭乗していましたが、依然、行方不明で、自衛隊やアメリカ軍などが現場海域で捜索を行っています。 岩屋大臣によりますと、青森県三沢基地の東約135キロの洋上で夜間に4機で訓練中にこの戦闘機から“訓練中止”という通信があり、その後に交信が途絶え、レーダーの航跡も消えたということです。 F35戦闘機は今後の主力戦闘機として位置付けられていて、現在の13機から将来的に147機態勢とする方針です。 F35Aの墜落は世界で初めてで、防衛省は機体のトラブルなのか人的な要因なのか原因の究明を急いでいます。 墜落は様々な可能性が考えられるが、衆院予算委員会でパイロットの酸欠の可能性との情報が提供された。 …日韓空軍への影響は 2019年4月10日 デイリーNKジャパン 韓国の通信社ニューシスは10日、日本の航空自衛隊に所属するF-35A戦闘機1機が青森県沖の太平洋上に墜落したと見られていることを受けて、「現在のところ、わが空軍に影響は及ばない」とする韓国空軍関係者の話を伝えた。 この関係者は「今回、太平洋上で消えた日本のF-35Aは三菱がライセンス生産したもの」と指摘。 「我々が導入したものとは別の生産ラインだ」と説明している。 記事によれば、韓国空軍が導入する予定のF-35Aは、40機すべてが米テキサス州にあるロッキードマーティンの工場で生産されるという。 …(略)… 日本共産党の宮本徹議員は2月15日の衆院予算委員会で、「2017年には、F-35のパイロットが酸素欠乏になる重大事案が6回起きている。 呼吸調節装置が頻繁に故障する。 急激なコックピット内の気圧の変化は、耳や鼻が損傷して、パイロットが状況認識を失い、航空機を墜落させる可能性がある、これは原因が特定されていないと米国の報告書に書いている」と指摘。 岩屋毅防衛相もこれを認めた。 F-35Bは2018年9月28日、初墜落(米国海兵隊)。 F-35Aは、今回が初墜落(航空自衛隊)。 F-35は価格がとても高いが、酸素供給ひとつままならないのか? 反射が少ないステルス機をどのようにレーダーで把握しているのか?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[航空&ミリタリー] カテゴリの最新記事
1500mの海底に墜落です。
いまだ捜索中ですが、もう1週間です。 (2019年04月17日 07時35分02秒) |
|