カテゴリ:航空&ミリタリー
ハイテク銃を開発するセキュビット社は、2010年、イスラエル海軍特殊部隊出身のアサフ・バルダビドによって創業された。 従業員はイスラエルに23人、北米に4人。 同社が開発したソフトウエアチップの初めての顧客は、スウェーデン軍。 現在、米軍を含む12カ国に顧客を持つ。 この製品は、市場に流通しているアサルトライフルの90%以上、拳銃の70%以上に導入できる汎用性を備えている。 市場規模は5兆円 ハイテク銃分野で 今後5年間に起きる技術革命 2019/01/17 Forbes JAPAN …(略)… 同社の最初の顧客層となったのは、戦争の遠隔化・機械化が進む中でハイテク兵器に対する関心が高まる軍隊だ。 「武器業界のようにとても保守的な市場ですら、他の大半の業界と同様、いずれはIoTやデータ指向の製品に移行せざるを得なくなる。 私たちはそれまでに、最高の製品とソリューションをもって万全な備えができる」とザッカーマンは語る。 同社は、今月開催される見本市ショットショーで、人工知能(AI)を搭載した新型弾薬カウンターシステム「WeaponLogic」を発表する予定だ。 同システムの旧型は、弾薬をカウントすると同時に銃の点検時期も知らせる軍用製品として売り出されていた。 AIチップが埋め込まれた新バージョンでは、より多くのデータをリアルタイムで提供できるようになる。 私がテルアビブにある本社を訪問した際に行われたデモンストレーションでは、チップを埋め込んだ銃把(グリップ)、手持ちサイズのトラッカー、ダッシュボードソフトを確認できた。 ダッシュボードソフトは、武器庫から持ち出された武器の数、点検日、個別の銃器の発射数、連射速度、弾丸タイプなどの情報を管理できる。 こうした情報は、銃器の点検スケジュールを立てるのに有用なだけでなく、指揮官が戦闘状況や各兵士のパフォーマンスをリアルタイムに把握するのに役立つ。 …(略)… 武器、弾薬の使用状況まで把握できることは画期的。 一言も書かれていないが、トータルコストはいくらなのだろうか? 銃器、弾薬などは熟成されたシステムであり、何か新しいことをすると、そのコストが確実に上乗せになる。
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最終更新日
2019年06月09日 06時00分13秒
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