テーマ:航空機(109)
カテゴリ:航空&ミリタリー
*Wikipedia に加筆 アレクサンダー・リピッシュは、ドイツの流体力学の先駆者。 世界初のロケット迎撃戦闘機 Me163の機体を設計した事で有名。 無尾翼機への執着が特徴的。 デルタ翼機、地面効果翼機の実用化に重要な貢献を果たした リピッシュは1894年11月2日、バイエルン王国の首都ミュンヘン生まれ。 1909年9月、ベルリンのテンペルホーフ飛行場で行われたライト兄弟の弟・オーヴィル・ライトのデモ飛行を見て航空機への関心を持つ。 1914年、史上初の空中の戦闘を伴う第一次世界大戦が勃発。 1915年から1918年、陸軍に従軍。 空中撮影員および測量員として飛行。 第一次世界大戦後、巨大飛行船で有名なツェッペリン社で働き、この頃から空気抵抗の低い無尾翼機に関心を持ち始めた。 1921年、彼の最初の無尾翼機の設計が、ゴットロープ・エスペンラウプによって「リピッシュ・エスペンラウプ E-2グライダー」として生産された。 その後1920年代からと1930年代にかけて約50種の設計を生み出した研究開発の最初。 リピッシュの評価は高まり、グライダー研究機関のレーン・ロシッテン・ゲゼルシャフトの技術部門の長に任命された。 1927年から1933年、無尾翼機シリーズ、シュトルヒ(コウノトリ)I ~ IX を設計した(第二次世界大戦中に生産された短距離離着陸機、フィーゼラーFi156シュトルヒとは無関係)。 この時期に製作された一機、 エンテ(カモ) はロケット動力で飛んだ最初の航空機となった。 先尾翼では、フォッケウルフF19エンテが有名。 「エンテ」は航空機に関して使用される場合は、 機首と主翼前縁との間に設けられる小翼指す。 エンテを装備した航空機がエンテ型。 水平尾翼が機首につけられたものと考えられる。 初期のものは機体形状が羽を広げた鴨に似ていたことから、フランス語とドイツ語でそれぞれ鴨を意味する「カナール」「エンテ」と呼ばれるた。 日本では、フランス語の「カナール」を英語読みした「カナード」という呼び方が一般的。 史上初の飛行機ライト・フライヤーは先尾翼・エンテ型。
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最終更新日
2019年07月26日 16時00分08秒
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