テーマ:コンビニ(283)
カテゴリ:経済
ミニストップは、イートイン、店内調理設備を備えた「コンボストア」が特徴だった。 筆頭株主はイオン株式会社で48.11%。 ソフトクリームは実に美味しく、ミニストップの看板ともいえる商品だった。 その後も季節ごと様々なスイーツを投入。 甘くない方ではエックスフライドポテトも美味。 しかし、コンビニが飽和状態になるとコンビニチェーン各社がイートイン、店内調理に力点を置くようになり、季節のスイーツはあるものの、ミニストップの特徴、ウリが目立たなくなった。 業界1位から3位の大手チェーンが拡大、合従連衡を繰り返す中、4位のミニストップの規模、存在感はどんどん小さくなっていった。 2019年2月期、ミニストップは9億円の最終赤字。 直近の第1四半期は赤字額が24億円に拡大。 改革策に止血効果はなかった。 ミニストップ、 もう取り返せない4つのしくじり =栫井駿介 2019年7月16日 MONEY VOICE 【ミニストップ経営のしくじり】 ・ローソンとの経営統合の機会を逃した (コンビニ最大手セブンイレブン比で1/10の店舗数) ・利益確保のため、広告宣伝費を削った (73億円→26億円) ・直営店の大量閉店 (193店) ・おにぎり100円で自らの首を締める (2019年7月開始) 安売り戦略中心では儲からないイオンリテイルと同じことになってしまう。 今後立ち行かないとして、栫井氏があげた可能性が高い施策は2つ。 ・他社(他のコンビニチェーン)へ売却 ・「ミニイオン」として生まれ変わる お惣菜と生鮮食料品取扱いに芽はあるだろうか。 セイコーマートをみていると大いに芽はありそうだが、方向性がイオン流の統合拡大戦略とは真逆になる。 どうも近場にミニストップがある今のうちに、ソフトクリームとエックスフライドポテトを食べておいた方が良さそうだ。 イオングループのコンビニ 未経験でも給料つきでコンビニ経営を目指せる フランチャイズWEBリポート
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最終更新日
2019年08月05日 06時00分14秒
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