テーマ:皇室(560)
カテゴリ:自動車
御料車は複数あるが気になるのは各種パレードで使用される車両。 トップメーカーの面目躍如で、示される名はトヨタ・センチュリー。 ■公式行事でみかけるリムジン型の先代はプリンス・ロイヤル。 現在はトヨタの「センチュリーロイヤル」。 全長6.155m、幅2.05m、高さ1.78m。 車両重量2.92トン。 V型8気筒、ハイブリッド。 8人乗り。 標準車で1台5250万円(税込)。 防弾強化された国賓接遇用の特装車は1台9450万円(税込)と伝えられる。 予算に合わせた価格で、設計費等は入っていないこと分かる。 扉は後扉が前方に開く「観音開き」。 後扉窓・扉後方窓は、高さ・幅とも大きく取られている。 内装は、天井に和紙、後部座席に毛織物。 乗降ステップに御影石が使用される。 その他に天然木などの自然素材が使われている。 シート地はリムジンの伝統にならって、前席が革張り・後部座席が布張り。
一般向け販売はされていない。 ■セダン型も同じくトヨタの「センチュリー」。 全長5.335m、幅1.93m、高さ1.505m。 車両重量2070キロ。 5人乗り。 通常のセダンはお金があればだれでも買えるはず。 CENTURY 公式サイト ■11月10日に延期になった「新天皇 祝賀パレード」で使用される車両は、新型センチュリーを改造した「センチュリー・コンバーチブル」。 先代はロールス・ロイスのコーニッシュ3のコンバーチブル。 車の選定条件は下記の通りで、「トヨタ」「日産」「ホンダ」「ロールスロイス」「ベンツ」「BMW」に打診された。 ・国内入手が可能 ・車列を組む他モデルよりサイズが大きく、車高が高い ・リアシートに十分なゆとりがある ・安全性能が高い(自動ブレーキ・衝突安全ほか) ・環境性能が高い(低燃費・低排出ガス車ほか) ・ご乗車になる両陛下のお姿が沿道から見えやすい ・部品をはじめとする調達が内閣府の方針に合致する ・車体強度・テスト走行を行ったうえで期限までの納入が可能 ・整備・保守に万全の体制が保てる ・パレード終了後の活用、保守管理が容易なこと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月22日 18時00分07秒
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