テーマ:航空機(109)
カテゴリ:民間航空
初の国産ジェット旅客機三菱スペースジェットの受注が動き始めた。 まずは100機増。 Reuters Staff 2019年9月6日 ロイター 三菱重工業傘下で国産初のジェット旅客機を開発している三菱航空機が、65─88人乗りの「M100」を100機、米メサ航空から受注することで覚書を締結する見通しとなった。 ― 引用終り ― 約3年ぶりの受注で、受注累計機数は500機。 喜びもつかの間、100機の契約が解けた。 次に100機減。 三菱航空機、米トランス・ステーツとの 2019/10/31 ロイター 三菱重工業傘下の三菱航空機は31日、米独立系地域航空会社トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)との契約を解消すると発表した。 トランス・ステーツは「三菱スペースジェットM90」を計100機(確定50機、オプション50機)発注していた。 契約解消について三菱航空機は、米国市場の要求(スコープクローズ)を満たさないためとしている。 同社の水谷久和社長は「TSHと契約を締結した当時のリージョナル市場の見通しは現在とは異なっており、米国のスコープクローズは予想通りには緩和されなかった」とのコメントを発表。 「TSHとは、スペースジェットM100の発注に関する協議も続けていけることを期待している」とした。 ― 引用終わり ― 【スコープ・クローズ】 スコープ・クローズは、リージョナル機最大の市場である米国で、大手航空会社のパイロットの雇用を守るため、航空会社とパイロット組合の間で結ばれた労使協定のひとつ。 リージョナル機は大手傘下の地域航空会社が運航するが、大手より賃金が安い地域航空会社へ路線移管が進むと、大手のパイロットは賃下げなどの問題に直面しかねない。 それを防ぐためスコープ・クローズが設けられた。 座席数、最大離陸重量が基準に含まれる。
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最終更新日
2019年11月19日 07時30分17秒
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