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2020年01月07日
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カテゴリ:自動車メカ、部品
​​​​     

 エコノミスト、経済アナリストたちの自動車産業に関する予測の類は、ピント外れのものがある。
 1990年代の「400万台クラブ」などは、外れを通り越して、詐欺に近い。
 最大の被害者は、世紀の大失敗、ダイムラー・クライスラーと思われる。
 今や「1000万台クラブ」が唱えられているが、M&Aに携わる者たちだけが儲ける構造は明らかになっている。
 下記の記事は2020年以降の予測のための記事だが、前提の認識がおかしい。
     ​
自動車メーカー幹部の予言【総予測2020】
​ダイヤモンド編集部  浅島亮子:副編集長​
2019.12.26 DIAMOND online
  …(略)…
「日立とホンダの再編には続きがある」
 自動車メーカー幹部がそう語る理由
 「日立製作所とホンダによる傘下の部品統合は序章にすぎず、“続編”があるのでは――」。
 2019年10月末の再編劇を振り返り、ある自動車メーカー幹部はそう予告してみせた。
 再編のスキームは、日立傘下の日立オートモティブシステムズとホンダ傘下の部品3社が統合し、その新会社に日立が66.6%、ホンダが33.4%出資するというもの。日立による事実上の買収である。
 ホンダにとっては、半ばお荷物と化していた系列部品メーカーを切り離すことができたという意味で、積年の課題が一つ解決したといえそうだ。
 だが、一方の日立側に買収のうまみはあるのか。
 日産自動車を主要顧客に持つ日立オートモティブシステムズと、ホンダを主要顧客に持つ部品3社が合流することで、新会社の売上高(合算ベース)は1.7兆円となる。
 それでも世界10位にも届かず、独ボッシュやデンソー、独コンチネンタルといった競合メガサプライヤーの背中は遠い。
 解せないのは、脱・製造業モデルへの転換を急ぐ日立が、自動車のメガサプライヤーを目指しているとは考えにくいところだ。
  ― 引用終り ―
     ​
 記事中の下記の文章は明らかにおかしい。
​ ― ホンダにとっては、半ばお荷物と化していた系列部品メーカーを切り離すことができたという意味で、積年の課題が一つ解決したといえそうだ。​
 日立オートモティブシステムズと合併したホンダ系の部品メーカーは、お荷物ではない。
 お荷物どころか、自動車の機能部品の電子化対応にもっともついていけそうなメーカーだ。
     
 (株)ケーヒンは、ホンダ系最大手の総合システムメーカー。
 2輪4輪のエンジンマネジメントシステム、電動車用制御システム、空調システム。
 ガソリン、ハイブリッドエンジン用の電子制御系に強い。
 ホンダの他、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業、ハーレーダビッドソンなど、国内外の主要二輪メーカーにも部品を供給している。
     
 (株)ショーワの主要製品は、4輪と2輪のショックアブソーバーなどの足回り部品。
 EVになっても足回り、EPS(電動パワーステアリング)は残る。
 主要取引先には2輪4輪のビッグネームが揃っている。
 川崎重工業株式会社 / 株式会社クボタ / スズキ株式会社 / 株式会社SUBARU / ダイハツ工業株式会社 / トヨタ自動車株式会社 / トーハツ株式会社 / 日産自動車株式会社 / 株式会社ホンダアクセス / 本田技研工業株式会社 /  マツダ株式会社 /三菱自動車工業株式会社 / ヤマハ発動機株式会社 / BMW AG / Bombardier Recreational Products Inc. /
 Ducati Motor Holding S.p.A. / Harley-Davidson Motor Company / Mercury Marine / SELVA Marine / Triumph Motorcycles Limited./ TVS Motor Company Limited
     
 日信工業(株)の主力は、四輪車及び二輪車向けブレーキ装置及びアルミ製品等の開発、製造。
 ホンダ系列だが、国内外の他のメーカーにも部品を供給しており、中でも二輪車向けブレーキ装置のシェアは世界No1。
 自動車やバイク電動化されてもブレーキシステムは残る、と現時点は考えられている。
 「お荷物」どころか、ホンダ系の部品メーカーのなかで、収益が上がっており、世界展開もすすみ、将来性が高いところが、合併の対象となった。
 ただ、記事のタイトルである「日立とホンダの再編には続きがある」は、間違いと決めつけたものではない。
 生き残りのためのホンダ系の部品メーカーの再編は、必ずあるだろう。
     ​
 ― 日立が、自動車のメガサプライヤーを目指しているとは考えにくいところだ。​
 というに至っては、記事の著者の想像力不足を感じる。
 部品のメガサプライヤーのボッシュやコンチネンタルは、モジュール化と合わせてドイツ車の部品のサプライヤーとして発展し、ヨーロッパから世界へと飛躍した。
 日立オートモティブシステムズがデンソーを超えるメガサプライヤーになるとは思えないが、日本と日系の車体製造企業の部品、モジュール化の最終部品サプライヤーとなることは、十分考えられる。
 前提がずれているでき事に関する、将来についての推論が、適切な内容になることは考えづらい
​​​






最終更新日  2020年01月07日 12時00分13秒
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