カテゴリ:韓国、北朝鮮
K21は水没する水陸両用歩兵戦闘車として有名。 兵器類は今あるものを何らか上回る形で企画・開発される。 失敗、欠陥も多いが、戦時中でなければテスト段階で是正される。 韓国軍では、致命的な欠陥を持つ兵器でも正式化されてしまう。 不思議な国民性だ。 1999年 朝鮮人民軍の歩兵戦闘車に対抗するため、大韓民国国防科学研究所(ADD)は、新型歩兵戦闘車の設計開発を開始。 2017年2月 K21歩兵戦闘車と軽回収車のプログラムに800馬力のトランスミッションキットを供給するために1,730万ドルの契約を授与されたとL-3 テクノロジーズが発表。 K21のシャーシはアルミ合金製。 グラスファイバーも使用し車重低減をはかった。 高出力ターボディーゼルエンジンを搭載しており、整地最高速度は時速70km/h。 設計通りなら高速の韓国性K2戦車に随伴できる。 砲塔(ターレット)に2名の乗員が乗り込み、武装の操作を行う。 主砲は40mm機関砲。 陸自89式歩兵戦闘車の35mmより5mm大きい。 APFSDS弾頭の発射可能。 低空飛行のヘリコプターなどへの攻撃も可能だという。 砲塔左側面には対戦車ミサイルの連装発射器(光学有線誘導型)を装備している。 【欠陥】 ■2009年12月9日、渡河演習中、浸水によりエンジンが停止。 乗員は緊急脱出した。 ■2010年7月29日、水上操縦訓練場で操縦教育中に浸水し沈没。 操縦していた下士官1名が死亡。 ■2012年10月、防衛事業庁国政監査で装甲車に装備されている近接センサーが、射撃ができないほど頻繁に故障する欠陥が判明。 ■ 2013年、国防技術品質院の調査で、公認試験成績書に268件の偽造があることが判明。
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最終更新日
2020年01月25日 06時00分11秒
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