2020/02/25(火)06:00
GE、737MAX向けエンジンの納入半減
ボーイング737MAXの生産は減少から停止に至った。
飛行停止措置が続いたままなので、遂にエンジンの納入数が半減となった。
近年、業績が芳しくないGEにとって、タービン事業の減少は痛手か。
米GE
737MAX向けエンジン納入半減へ
製造ラインは維持Reuters Staff
2020年1月30日 ロイター 米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)は29日、米ボーイングの旅客機「737MAX」向けエンジンの納入を今年、約半数に削減すると発表した。 カルプ最高経営責任者(CEO)は電話会議で、GEは737MAX機向けエンジンの生産を遅らせると指摘。
ただ部品供給会社を保護し、2020年下半期からのエンジン生産増加に備えるため、製造ラインの稼働は維持するとした。 またGEの予測は、ボーイングが見込む今年下半期の運航再開計画に基づいているとし、3月4日に詳細な見通しについて議論するとした。 一方、厳格な経営や効率的な製造によって問題解決を図ると強調。
このような取り組みは電力部門で行われてきたが、引き続き取り組みが必要と語った。 この日、発表された第4・四半期決算(12月月31日まで)は利益とキャッシュフローがアナリスト予想を上回った。
航空機部門が寄与した。GEの利益およびキャッシュフローが市場予想を上回るのは4四半期連続で、株価は一時10%超上昇し、1年超ぶりの高値を付けた。 ― 引用終り ―
GEが製造しているボーイング向けエンジンはほとんど利益のない状態で販売されているとのこと。
ということで大きな痛手ではないらしいが、仕事が減り技能の維持にはマイナス。