カテゴリ:訃報、消息
2020年4月23日 共同通信 洋画の吹き替えやテレビのナレーションなどで親しまれた俳優の久米明さんが23日午前、心不全のため東京都内の病院で死去した。
― 引用終り― 久米 明氏は、1924年2月8日、東京都生まれ。 俳優、声優、ナレーター。 元日本大学芸術学部教授。 旧制麻布中学校から東京商科大学(現・一橋大学)進学し卒業。 学徒兵として敗戦を迎え、大学に復学後、俳優座によるゴーゴリ『検察官』に感銘を受け演劇研究会を立ち上げる。 1947年、木下順二、山本安英らと劇団「ぶどうの会」を結成。 1964年、同劇団の分裂・解散によりフリーとなる。 1966年、現代演劇協会内の劇団欅に入団。 1972年、日本大学藝術学部講師。 1975年、同教授に就任。 1976年、劇団昴の結成に参加し、舞台俳優として活躍。 1992年、紫綬褒章受章。 1997年、勲四等旭日小綬章受章。 数々の映画、TVドラマで活躍したが、申し訳ないことに、私にはその声と語り口が印象に強く残る。 ハンフリー・ボガートの吹き替えで声優として、『日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行』『川口浩探検隊』でナレーターとして活躍したことが印象深い。 その独特の語り口をタモリがモノマネしていた。 晩年は『鶴瓶の家族に乾杯』のナレーションで親しまれていた。 2019年3月放送分を持って降板。 東京都内の高齢者施設に入所。 2020年4月23日、心不全のため東京都内の高齢者施設で逝去(96歳没)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月25日 21時00分06秒
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