テーマ:地球環境(12)
カテゴリ:環境・自然災害
50年後、最悪の場合35億人が暑すぎて人が住めないため移住を余儀なくされるとの国際研究の結果が発表された。 最悪の場合ということなので、今後の人類の努力によって状況は改善できる。 35億人を襲う熱波 2070年までに居住不可能に 国際研究 2020年5月6日 CNN.co.jp もしも今のままのペースで地球温暖化が続いた場合、現在35億人が暮らしている場所が、50年後には暑すぎて人の住めない場所になるかもしれない――。 考古学や気候学、生態学の専門家でつくる国際チームがそんな研究結果を発表した。 この研究は4日の米科学アカデミー紀要に発表された。気温が1度上がるごとに、10億人が別の場所への移住を余儀なくされるか、極端な猛暑に順応しなければならなくなると予測している。 米ワシントン大学の専門家はこの予測について、「私たちが今のやり方を変えなかった場合に起こり得る」最悪の筋書きと形容する。 地球の気温は2100年までに3度の上昇が予想される。 陸上は海上に比べて温暖化のペースが速いことから、人が経験する気温は2070年までに約7.5度の上昇が見込まれる。 そうした変化は食糧生産や水資源の確保に重大な影響を及ぼし、移住に伴う衝突や紛争を発生させる。 地球上で最も気温が高いのはアフリカのサハラ地域で、年間平均気温は29度以上。 そうした過酷な環境に覆われている地域は地球の陸地の0.8%にとどまる。 しかし研究チームの予測では、この極端な暑さは2070年までに地球表面の19%に拡大し、35億人に影響が及ぶ。 影響を受ける地域には、アフリカのサハラ砂漠以南、南米、インド、東南アジア、アラビア半島、オーストラリアなどが含まれる。 南京大学の専門家によると、こうした地域では人口が急増しており、特にインドとナイジェリアは、過酷な気温の下で暮らす人口が最も多い国になると予想される。 ― 引用終り ― 環境対策は「待ったなし」と思われるが、現在の原子力発電で後顧の憂いを残すの方法は、適切ではない。武漢肺炎感染拡大の防止と、特効薬の開発が地球レベルで推進されたように、地球温暖化防止対策に全地球的に取組むべき時が来ていると考えるべき。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月16日 06時00分09秒
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