テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国、台湾
世界で最初に新型コロナウイルスのパンデミックを経験した中国経済は、世界で最も速い回復を成し遂げつつある。 腫瘍先進国が経済活動が再開したのを受け、7月の中国輸出は前年同月比で大幅増加となった。 世界が引き続き世界の工場である中国からの輸出を必要としていることが分かる。
サムスンへの影響で韓国もピンチに 2020/08/24 PRESIDENT Online …(略)… BIS(国際決済銀行)によると3月末で中国の民間部門の債務残高はGDPの204.6%だ。 その水準は1980年代後半のわが国の状況に近い。 不動産バブルに加え、基礎資材分野では過剰生産能力が増している。 それを補助金などで延命するにも限度がある。 中国経済の下方リスクは上昇しているとみるべきだ。 …(略)… さらに、中国の不動産バブルだけでなく、米中対立の先鋭化によって、サムスンが中国のIT企業向けの輸出が抑えられる可能性もある。 特に、米国が締め上げ策をとっているファーウェイ向けの輸出が厳しくなることが想定される。 それは、輸出を中心に韓国経済を下押しするはずだ。 現在、世界経済の中で相対的に踏ん張っている韓国経済ではあるが、徐々に将来への不安が高まり、社会に閉塞感が広がる可能性は軽視できない。 ― 引用終り ― 記事のよると中国経済が崩壊するとGDP占めるサムスンの比率が高い韓国経済も崩壊するらしい。 中国の公式統計からはコロナ禍による失業の全容は明らかになっていない。 消費者心理の急速な持ち直しがなければ景気回復が失速する可能性がある。 米中貿易戦争が激化すれば、債券増発を主な手段とする抑制的な景気刺激策は変更を迫られる。 トランプ大統領の中国経済の兵糧攻め戦略は習近平を苛立たせ、国内の反体制派統制は強化され、国外の領土への攻勢が強められる。 ロシアンのプーチン大統領と同様に、習近平も永遠の独裁者となるしかない。 変化への対応が鈍いことから、国家による統制の強い社会の経済は、一般的に停滞する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月07日 15時00分07秒
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