テーマ:コロナ禍の中で(423)
カテゴリ:「食」
安くて(低単価で)美味しい飲食店の大半は、「密」を前提に経営が組立てられている。 2020年度は、忘年会、新年会、歓迎会、歓送会の需要を失い、これらの飲食店は稼ぎ時が消滅する。 財務体質が弱い店、家賃など維持費が高めの店は閉店、倒産・廃業するしかなくなる。 下記の記事の〇〇に入るのは「高級」。 「忘年会消滅」 でも生き残るのは◯◯な店だけ =栫井駿介 2020年9月30日 MONEY VOICE …(略)… 三密を避けてお得に料理ができるとなれば、皆さんも高級な料理店で食事をしたいと思いませんか。 すなわち、次に飲食業界で起こる事は、高級店と格安店の格差です。 投資家としては、「高級」の対象となりそうな上場企業を探すわけですが、残念ながら高級飲食店はなかなか上場していません。 高級であればあるほど、チェーン店にはなりにくいからです。 それでも何とか四季報を眺めると、以下のような企業が浮かび上がります。 ひらまつ<2764> 平松博利氏が創業。高級フランス料理店等展開。 日本料理店、ホテル事業を強化中。 梅の花<7604> 高級和食店「梅の花」が主力。 デパ地下向け持ち帰りずし「古市庵」も。 うかい<7612> 「うかい鳥山」など和洋食の高級レストラン直営。 近年は東京都心に注力。 木曽路<8160> しゃぶしゃぶの最大手。 居酒屋や焼き肉なども経営。 大化け株はあなたの身近にある! しかしながら、これらの企業の財務状況を見ると、もともと経営状況があまり芳しくなく、コロナ禍でいよいよ追い込まれている企業がほとんどです。 そう簡単には利益を出せる銘柄は見つかりません。 そのなかで、木曽路は唯一可能性を感じます。 これまでも堅調な業績を続けてきましたから、財務状況に余裕があり、なおかつ個室で和食を食べるという点においてはよく名が知れているからです。 私も親戚の集まりをここでやったことがあります。 また木曽路に限らず、余裕のあるところはどんどん「個室」「高級」といったキーワードに当てはまる店舗を作ってくるでしょう。 ぜひ皆さんも自分が行った店舗で、今後も伸びそうなところを探してみてください。 もしそこが上場していたら、大化け株を掴むチャンスになるかもしれません。 記事は「高級」飲食店でも生き残りは困難としている。 「個室」「高級」なところの大半は、飲食代を経費処理できる顧客で成り立っている。 そのような客は時代背景を含め減っていく一方。 どうやら生き残れるのは、その店ならではの一品を持っているところと、家族で細々と経営している店となりそう。 業種別では製造業1万1072人が最多。
次いで飲食業1万78人、小売業8765人、宿泊業7977人、労働者派遣業4663人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月13日 06時00分09秒
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