カテゴリ:自動車メカ、部品
2020年3月のリコールと同様の、低圧燃料ポンプのインペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、走行中エンストに至る恐れがあるというトラブルで21万台のリコールを届け出た。 3月のリコールは、対象期間が2019年9月から2020年3月で対象台数は合計で322万台。 デンソー製の燃料ポンプ。 このリコールについて、米国で新たに152万台を対象に加えたと発表し、全世界でのリコール対象台数は584万台となった。 その後世界で745万台が対象であることが明らかになった。 しかも、事態は収束するどころか、さらに悪化する方向に進んでいるという。 トヨタはデンソーなしに車を作ることはできない。 トヨタ21万台リコール 2020年10月28日 時事ドットコム トヨタ自動車は28日、走行中にエンストする恐れがあるとして、乗用車「ノア」や「アルファード」など39車種計21万363台(2017年7月~19年12月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 対象車にはパトカーや救急車のほか、OEM(相手先ブランドによる生産)供給したダイハツ「アルティス」60台も含まれる。 海外での販売台数は約245万台。 ― 引用終り ― 【ダイハツ・アルティス】 ダイハツ・アルティスはダイハツの最上級車種。 アルティス(ALTISの名は「Altitude、地位が高い」に由来する。 中身は親会社トヨタ・カムリで「バッジ・エンジニアリング(死語)」版。 アプローズ 2000年3月から販売されたアルティスは、日本国内でのみ販売される国内販売専用車。 2012年5月発売の4代目からハイブリッド専用車となった。 現行モデルは5代目で2017年7月発売。 内外装はエンブレム類の変更のみでTNGA採用の10代目カムリとほぼ共通。 エンジンをA25A-FXS型に換装したことにより、JC08モード燃費が28.4km/Lに向上。 「平成32年度燃費基準+50%」を達成した。 2020年8月、一部改良により「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得。 燃料消費率はWLTCモードに移行したことにより「2020年度燃費基準+40%」となった。 シャルマン アルティスは2017年7月~19年12月で60台製造されたということ。 20年以上の続いているのに、今回のリコールに車名が出てなければ、全然知らなかった。 きっと他にも全然知らない国産車いっぱいあるんだろうな。
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最終更新日
2020年11月03日 16時00分07秒
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