テーマ:テーマパーク・遊園地(88)
カテゴリ:テーマパーク 遊び場 旅
10月29日、オリエンタルランドは、2021年3月期の純損益が511億円の赤字に転じる見通しを発表した。 前期は622億円の黒字だった。 コロナ禍による休園で上期(4-9月)の売上高が前年同期比76.2%減だったことが損益に大きく影響した。 “ディズニー”300億円の赤字 2020年10月29日 FNNプライムオンライン 東京ディズニーランドとディズニーシーを運営するオリエンタルランドが大幅な減益。 オリエンタルランドは、2020年4月から9月の半年間の連結決算で、最終損益が300億円の赤字になったと発表した。 売上高は、前の年の同じ時期に比べて76.2%少ない、591億円だった。 新型コロナウイルスの感染拡大での影響で、来場数が少ない状況が続いているためとしている。 休業したこともあり、年間入場者数は950万人になる見込みで、東京ディズニーランドだけだった時期も含めて過去最低となる。 また、チケット価格を変動制にすることやファストパスの有料化については、環境が整ったとしていて、なるべく早い段階で導入する意向を示しました。 業績発表に先立つ10月26日、オリエンタルランドは、「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」のグッズについて、ネット販売を11月から再開すると発表した。 注文受付は毎日午前7時~7時45分。 10月28日、オリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで、入園する日付の指定がないオープン券を12月から抽選で使えるようにすると発表した。 6月23日までに購入された「1デーパスポート」「再来園パスポート」「株主用パスポート」「スポンサーパスポート」など新型コロナウイルス対策による入場制限のため、7月の再開後も使えなかった。 4か月間考え続けた訳ではないだろう。 気が付く部署がなかったに違いない。 東京ディズニーランド運営方式の陥穽 1984年1月22日から25日、大雪のため4日続けて休園したことがあった。 このとき、雪かきのマニュアルが存在しなかったため再開が遅れたとされた。 「夢と魔法の国」を実現するためには、様々なことを予め考慮した、規則、基準、マニュアルが不可欠。 そしてこのことが不測の事態が発生したときの陥穽となる。 想定外のことへの対応を、様々なルールと整合的にすすめるルール(夢と魔法の国のルール)作りに時間がかかることになる。 夢と魔法の国を維持しながら、新型コロナ対策、「新しい生活様式」に対応した運営方法を決めないと、オリエンタルランド(東京ディズニーランドと東京ディズニーシー)は運営できない。 それゆえ、再開は他のテーマパークに比べ著しく遅かった。 休園期間が長くなり、収支の悪化に拍車をかけた。 日付指定のない前売り券の対応が決まったのが再開3か月後の10月の末となったことは、このことと関連しているとは思えないが。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月08日 08時00分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[テーマパーク 遊び場 旅] カテゴリの最新記事
|
|