カテゴリ:感染爆発
新型コロナウイルスの変異型が世界各地で発生。 日本では3月以降、変異があるウイルスの感染が拡大。 これまで、変異型ウイルスの性質が解明されていなかった。 にどんな影響を与えているのか十分わかっていなかった。 東京大医科学研究所などの研究で、変異型は早く飛沫感染が起きており、伝搬しやすいことが分かった。 今回の研究では症状が重くなっておらず、従来のワクチンも効果がありそうだという。 しかし、症状が重篤で、従来のウイルスをもとに開発されたワクチンが効かない変異型が発生していないとは、誰も断言できない。 新型コロナは変異で感染力アップも、 症状重くせず 東大など発表 2020年11月13日 東京新聞 新型コロナウイルスは遺伝子が変異したことで人の細胞への感染力が増し、飛沫ひまつ感染しやすくなったことを動物実験で確かめたと、東京大などが12日発表した。 一方で、症状を重くするような病原性の変化は起きていないという。 ◆細胞侵入能力8倍に ウイルスは増殖の際に遺伝子のコピーミスが起きる。新型コロナウイルスでは遺伝物質RNAが1カ所変化する「D614G」という変異が発生し、表面のタンパク質の構造がわずかに変わったものが現れていた。 現在日本を含め世界中で流行しているウイルスはこの変異型が大半を占める一方、この変異によってウイルスの性質がどう変わるかの詳細な研究はなかった。 東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ノースカロライナ大などの研究グループは、従来型と変異型のウイルスを感染させたハムスター各8匹を、1匹ずつ別のおりに入れた。 それぞれのおりから5センチ離したおりに未感染のハムスターを入れたところ、2日後には変異型の横にいた8匹のうち5匹が感染した。 一方、従来型は1匹も感染がみられなかった。4日たつと、従来型、変異型とも全ペアで感染が起きたものの、変異型では早く飛沫感染が起きており、伝搬しやすいことが分かった。 ◆症状には差なく、ワクチンも効果 一方で、どちらの型に感染したハムスターも肺炎の重さに差がなかった。
また、感染して回復した人からとった抗体を、二つの型のウイルスに反応させたところ差は見られず、従来型をもとに開発したワクチンでも、変異型に対して同じ効果が期待できるという。 ― 引用終り ― 科学で未来が明らかになるとは限らない。 科学で新しい知見が得られた場合、従来の学説が否定されることはよくあること。 ある仮説が「科学的に証明されていない」「科学的ではない」というのは、その説については「分からない」と言っているに等しいことがある。 科学は過去の事実の累積に過ぎない。 欧米で感染拡大している新型コロナと、死亡率が著しく低い日本や韓国のウイルスが同一かも現時点では明らかではない。 今のところ何事に限らず、世界大会を開催するに相応しい時期とは、到底言えない。 国威発揚の場となり、商業化されたオリンピックは暫くやめた方が良いのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月04日 13時10分46秒
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