テーマ:転職・再就職(1082)
カテゴリ:生活、家族、仕事
11月30日、経営が悪化しているANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の航空大手2社の冬のボーナスがANAはゼロ、JALは前年から約8割減(月額給与の0.5か月分)となることが報じられた。 12月22日、大手企業の冬の賞与・一時金(ボーナス)の集計で平均妥結額は昨年冬に比べ9.02%減の86万5621円だっと経団連が発表した。 コロナ禍を契機に様々な分野で事業構造改革に取り組む企業が増加傾向。 賞与にとどまらず人員削減で希望退職の募集が増加。 予定人数を卯泡回る応募との報道も多い。 不況下で希望退職に応じる側の心境を記した記事があった。 コロナで冬のボーナスが大幅減 2020年12月24日 日刊SPA! 今年は新型コロナウイルスの感染拡大のため、スポーツや音楽というようなエンターテイメント業界は相次ぐ公演キャンセルなどで、多大な金銭的被害を受けた。 映像業界も同様で、緊急事態宣言前後は撮影自体が何本もキャンセルとなった。都内にある映像制作会社に勤務している千田博美さん(仮名・28歳)は、今から次年度が不安だと嘆く。 「映像制作会社で契約書の作成や、制作費の管理などを行う部署で事務をしています。うちは地上波以外にも、BSやCSのテレビ番組の企画や制作をしたり、最近ではWeb用の動画コンテンツや企業がコンプライアンス研修などで使う映像などを制作していました。しかし、コロナ禍の影響で受注自体が減ってしまい、制作予定だった映像も何十本もキャンセルが出てしまったんです…」 ◆管理部は収入が安定していたが… 博美さんは大学卒業後に現在の制作会社に入社した。当初は制作部を希望していたが、入社後の人事で管理部に所属となったという。 ◆事務職はリモートワークができない 年末年始はなにかと出費が多い。「数万円でも出ないよりはまし」という博美さん。しかし、年俸制から月給制に見直されたときに、すでに給与は減額されている。 「そうなんです。会社員だから安心していたのに、昨年よりも大幅な収入減。しかも、この先もどうなるかわからない。すでに転職活動をしている同僚もいます。週一回ほどリモートワークなのですが、契約書や決済に関わる業務のため、基本は出社しないといけないのです。コロナが怖いのに、満員電車に乗って出社していると『そこまでしてやる仕事なのか』と落ち込みますね」 ◆これからどうしよう… 博美さんがいるエンタメ業界はどこも厳しい状況だが、30歳を前に転職するか悩んでいるそうだ。 「私は事務職なので、まったく違う業界に入りなおすのも面倒くさいと感じてしまって。もし早期退職などが始まって、条件が良ければ退職金をもらって辞めようか迷っています…」 ― 引用終り ― コロナ禍で希望退職応じて、適職に就くきっかけとなれば幸いなことである。
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最終更新日
2021年01月14日 06時00分08秒
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