テーマ:大統領(29)
カテゴリ:アメリカ
2021年1月7日、米議会は、上下両院合同会議で、民主党のバイデン前副大統領の大統領選での当選を公式に確定させた。 合同会議では、2020年12月14日に行われた大統領選挙人による投票の結果、バイデン氏が全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人の過半数を得たことが確認された。 トランプ大統領は2020年11月3日に実施した大統領選の投票や集計に不正があったとして敗北を認めてこなかった。 トランプ陣営は全米で法廷闘争を展開したが次期大統領選出に向けた法的な手続きはこれで完了した。 バイデン氏は1月20日に第46代大統領に就任することが決定した。 1月6日、大統領選挙宇人による投票結果を確認する合同会議が始まった。 トランプ大統領は選挙は不正として、連邦議会議事堂に集まるようツイッターで支持者に呼びかけた。 トランプ大統領を支持するデモ隊が議事堂に乱入。 上院本会議場を占拠したため一時中断したが、デモ隊を排除して同日夜、合同会議が再開された。 議員ら「クーデター未遂」 2021年1月7日 AFPBB News ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らによる連邦議会議事堂への突入について、ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領は6日、「反乱」と呼び、議員らは「クーデター未遂」と呼んだ。 ジーンズに野球帽という格好のトランプ氏の支持者が、ナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長の机に足を載せていた。 机の上には脅迫状も残されていた。 バイデン氏の就任式に備えて組み立てられた足場に上り、「われら人民は首都ワシントンをひざまずかせる。政権はわれらのものだ」と書かれた旗を掲げた。 バイデン氏はこの事態を受けて、「われわれの民主主義がかつてない攻撃にさらされている」と述べ、トランプ大統領に対し、国民に向けてテレビ演説をして事態を収拾するよう求めていた。 「連邦議会議事堂に突入し、窓ガラスを割り、オフィスと米上院の議場を占拠し、適法に選出された議員の安全を脅かす? これは抗議デモではない、反乱だ」 ― 引用終り ― この騒動にトランプ支持の共和党議員たちも暴徒を非難。 バイデン氏の大統領就任が承認された。 デモ隊に対する十分な警備体制が取られていなかったことが問題となっている。 バイデン大統領が誕生しようが、トランプ大統領が弾劾されようが、分断された米国の構造は続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月25日 06時00分09秒
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