テーマ:ジムニー大好き!(1599)
カテゴリ:自動車
現行ジムニーは2018年に発売を開始して以来、数多くの受注があり、1年半とか数年とかの納期がささやかれる人気モデル。 ジムニーの骨格は専用のラダーフレームであり、モノコックボディの車と混流生産することが困難。 増える受注に対して容易に大幅な増産対応がとれなかった。 インドでジムニーシェラの生産を行なうことで、ユーザーに早く商品を提供できるよう、グローバルで生産体制を強化される。 輸出モデルの生産が減る分は国産モデルの生産に振り向けることができる スズキのインド子会社が 2021/01/20 webCG スズキは2021年1月20日、インド子会社であるマルチ・スズキ・インディアが「ジムニー(日本名:ジムニーシエラ)」の生産・輸出を開始したと発表した。 マルチ・スズキのグルガオン工場で生産されるジムニーは、日本の湖西工場で生産されている輸出モデルのジムニーシエラと同じ仕様であり、主に中南米と中東、アフリカ等を仕向け地とした輸出専用モデルとなっている。 スズキはインドを輸出用製品の重要な生産拠点と位置づけており、ジムニーを生産することでインド政府が掲げる製造業振興策「Make in India」に貢献しながら、同国の経済発展や活性化に協力していくという。 ― 引用終り ― クルマの車体はシンプル、軽量が追求され、生産においてはモジュール化が求められている。 ジムニーなど、本当のオフロード車が求める世界は、それらと別の所にある。 求める所の違いから、ジムニーはラダーフレームを採用し続ける。 他の車と全く違うことから、ジムニーの生産を継続するのかの逡巡があったが、鈴木修会長のツルの一声で継続が決まり新型発売となったと聞く。 ジムニーが ラダーフレームにこだわる理由 2020.01.17 CarMe … (略) … 例えば、凹凸の激しい道を走って車体に強い衝撃が何度も加わった場合、モノコックボディや独立懸架式サスペンションはそれが要因で歪んでしまう場合があります。 そもそもオンロードでの使用をメインに考えられたメカニズムのため、悪路での堅牢性を保持していないためです。 最悪のケースだと、走行不能になって生命に危険が及ぶことも考えられます。 ラダーフレームは過酷な条件でも抜群の耐久性を誇る 一方、ラダーフレームですが、頑丈な鋼鉄の梯子状の骨格は、大きなショックを吸収し、長年の過酷な使用条件でも優れた耐久性を発揮します。 リジッドアクスル式のサスペンションも同様です。 多少岩にぶつけたくらいでは、歪むなどありません。 さらに、アッパーボディとフレームが別体の構造のため、仮にボディが障害物にぶつかって大きく歪んでも、フレームやサスペンションに問題がなければ普通に走行を続けることができます。 サスペンションの動きにも特徴があります。 1輪ずつがそれぞれ動く独立懸架式に対して、左右輪が1本の軸になっているリジッドアクスル式は、片輪が地形によって持ち上がると、もう1輪は下に押しつけられるように動きます。 そのため、悪路走破性で重要なタイヤのトラクション(前進するための摩擦力)が働きやすく、四輪の駆動力を効率よく地面に伝えるのです。 構造がシンプルで、修理しやすいというのもラダーフレーム+リジッドアクスル式のメリットのひとつです。 整備設備が十分に整っていないような僻地でも、最低限の工具があればメインテナンスや修理ができるよう、極力シンプルに造られています。
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最終更新日
2021年02月04日 06時00分08秒
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