カテゴリ:西国三十三所霊場
○十六番 山城国洛東清水寺
檀主は右大臣坂上田村麿。沙門延鎮が白髪の翁の教え通り、柳を刻んで観音像を成就し、勅命による蝦夷征伐を助けを得て果たした田村麿が延鎮との約束通り、観音が開いた地に堂宇を建立した。 勢州鈴鹿山の鬼退治の話は、田村麿ではなく一休和尚の財を得て山賊となった者の話。 清水寺と呼ばれる所以。 上総景清盛久、悪七兵衛景清が敵討ちに失敗したが、観音力に守られ助かった話。 楠木正成が観世音に守られた話。 三年坂と呼ばれる産寧坂の由来。 音羽の滝の三筋は、中は利右は智恵左は慈悲で、観世音の利智悲三躰。 ○十七番 山城国洛東六波羅蜜寺 六波羅蜜の意味。 空也上人の幼少期。 定盛が俗躰妻帯のまま上人の弟子となった経緯。 本尊十一面観音について。 本堂のしたには大般若経600巻が地に敷き納められている。 唐土多羅国の疫病での観音の功徳。 空也上人と松尾明神との出会い。 奇特。 本尊の右の鬘掛地蔵の由緒。 惣門が北面するのは六波羅蜜寺が日本初。 ○十八番 都六角堂頂法寺 六臂如意輪観世音は聖徳太子の守本尊。 摂津国天王寺を建立するための材木を見立てにまわっていた時、涼んだ森が六角堂の地。 水浴びをしている時、守本尊が数千貫目となりこの地を離れられなくなり泊まることになった。 その晩の夢で観音のお告げで、この地に六角の御堂を建てることが命じられた。 紫雲のかかる杉の神木だけで六角堂を建立した。 子どもの頃、手習いで書いた「南無観世音菩薩」の書を賽銭箱に入れ続けた女性の出産に際して起きた不思議。 閻魔王の鏡にうつることと観音のすくい。 生花の池の坊は、六角堂の寺内坊舎がはじまり。 ら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月28日 12時09分30秒
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