テーマ:官僚・公務員(206)
カテゴリ:政について
官僚から見捨てられた民主党から政権を取り戻した安倍政権で菅官房長官は官僚人事を勘所を掴んだと確信した。
政局と独立性を保ち長期的な観点に立って政策を立案する国家官僚のメリットはなくなり、政権の使い走りとなった。 有為で優秀な若者は、時代遅れのブラック組織に就職しようとは思わなかったようだ。例えば「政治」のために公文書を廃棄する行為は官僚制の根本に悖る行為だ。 国家公務員試験総合職の試験申込者の減少を、官房長官から首相になった菅氏は、政権の意のままになる者たちが精選された、と喜んでいることだろう。 キャリア官僚、試験申込者は最少 共同通信, Kyodo 2021年4月16日 REUTERS 人事院は16日、2021年度の国家公務員採用試験で、キャリアと呼ばれる中央省庁幹部候補の「総合職」申込者は前年度比14.5%減の1万4310人だったと発表した。申込者数は、総合職試験を導入した12年度以降で最少。減少は5年連続で、減少率も過去最大となった。 深夜残業や長時間勤務の常態化、政治への過剰な「忖度」を強いられる政官関係、相次ぐ幹部不祥事といった負のイメージが影響した可能性がある。一方、人事院担当者は「新型コロナ感染拡大で、密集する東京勤務が敬遠された面もある」と話した。 女性申込者の割合は40.3%。初めて40%台に乗り、過去最高となった。
― 引用終り ― 比率が増加した女性たちは、男顔負け=「世界標準からズレタ古い考え方」の比率が高いのだろうか? 政治の劣化が官僚の劣化を招いているようだ。 「お上に新しいことを期待するな」というサインなのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月24日 06時00分09秒
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